最近、よくこんなことを言われます。
「仕事とプライベートを、上手く分けてますよね」
確かに一部では走ることが本業では?と間違われるほどレースには出ていますし、食事やレジャーなど、家族と過ごす時間も一般より多いと思います。特にSNSを見て下さっている方からすると、そう感じるのでしょう。
これは非常に難しいところなのですが、私としては「分けている」という意識がありません。
私にとって、仕事というものは人生の一部。プライベートもまた同じです。ドロップ缶の中に、いろんな味の飴が入っているようなイメージ。オレンジ味も味わうし、アップル味も味わいます。それら全てを食べ終えて、「このドロップを食べ終わった」といえます。つまり仕事もプライベートも双方を楽しんでこそ、人生を楽しんでいることなのだと思うのです。
「人生をアホほど楽しむ」
これが、私自身で掲げているテーマです。そのためには、仕事も趣味も家族との時間も、全てが楽しくなければいけない。どれが欠けてもいけません。
だから、別に分けている意識はない。例えば、、、
・仕事での外出ついでに、スポーツジムで泳ぐ
・ランチで立ち寄ったつけ麺屋が美味しいから、ブログメディアの記事にする
・家族旅行の宿泊先で、パソコンを広げて原稿を書く
・マラソンレースの最中に、走りながら仕事の電話をする
こんなことも、独立してからは良くあります。ましてフリーライターや中学校での陸上部コーチの仕事なんて、もはや『趣味と仕事の混同』に他ならないでしょう。
「“走る”という行動や経験を、仕事に繋げたい」
だから“走る”フリーライターを名乗り、近くの学校で自らコーチを申し出ました。そんな私が仕事とプライベートを分けているなんて言っても、何の説得力もないじゃないですか(笑)
この夏なんて、中学校から1週間のプール指導も頼まれて、合間にプールサイドでパソコン広げて仕事してました。もう、自分でも良く考えれば変な人ですよね。
しかしやはり、仕事だけに生きようとは思いません。
私として仕事とプライベートに優先順位を付けるのであれば、間違いなくプライベートの方が上です。これは私という人間の考え方なので、仕方ない。つまり仕事は、プライベート、そして人生をより楽しむためのスパイスのようなものなんです。
とはいえ仕事だって全力。責任がありますし、楽しみたい。だから毎日、すべてに全力を注げるようにと必死に考え、行動しています。
会社経営者であり、フリーライターであり、中学の陸上部コーチ。そして、私はランナーです。最近は趣味で三線を始めましたし、他にもやってみたいことは山ほどあります。
「やりたいこと、全て求めて何が悪い?」
私はそう思います。求めるのは自由。実現させるかどうかは、自分自身。もちろん、周囲へ迷惑を掛けるなんて絶対にNGですけどね。
人は1人1人違います。それぞれに、一度きりの人生があるんです。生き方が異なるのなんて、当然じゃないですか。プライベートと仕事を分けようが混同しようが、その人の人生なんです。
少し長くなりましたし、若干まとまり切れてないですが…。よく聞かれる質問なので今の考え方を書いてみました。こうしてみると、確かにちょっと変な経営者なのかもしれませんね。