春が近づくのを感じつつも、まだ寒い日が続きます。お陰さまで我が家は、昨年に導入した薪ストーブによって暖かな日々を満喫中。薪ストーブを導入した際の話については、以下の過去ブログをご覧ください。
今回は導入後、どのように薪ストーブを活用しているのか?についてご紹介します。寒さに悩まれている方、薪ストーブに興味のある方は、ぜひ参考になれば。
こんなに美味いの!?薪ストーブ料理
薪ストーブは“暖まる”ために導入したのですが、実は料理にも使えます。もちろん冬限定になりますが、これまで色んな料理を試してみました。写真メインと一緒に、いくつか美味しかったもの(実際には失敗もたくさんしました…)をご紹介します。
- マシュマロ
- 鶏肉もも肉
- 焼き芋
- 焼きリンゴ
- ソーセージ
- チャーシュー
- 丸鶏
- 焼き鳥
- 玉ねぎ丸焼き
- カレー
- 手作りピザ
- チーズ
ストーブ内はもちろん、チーズなどは天板で温めるだけの簡単料理。普通のオーブンで調理できるものもありますが、遠赤外線の効果なのか?比較すると薪ストーブの勝ち。子ども達も食欲が2倍くらいになるようで、だいたいの料理は即完売です。
ちなみにダッチオーブンを使い、燻製器を作りました。しかも道具は、100円均一で売っている網とゼムクリップだけ。我ながらナイスアイデアですが、何度も繰り返し使えて耐久性もバッチリです。わざわざ燻製器を買う必要はないですし、ちゃんとダッチオーブンとしても使えるのでおすすめ。是非試してみてください。基本的に薪ストーブ料理は私の役目。熱いですからね…
もはや筋トレ…薪拾い&薪割り!
薪ストーブに欠かせないもの…そう、薪です。今年はすでに時期が遅かったので購入しましたが、基本的に自分たちで手配します。問題は、どこから薪にするための原木を入手するのか。幸いにも薪ストーブを購入した『Fransis』では、購入者に原木を提供してくれています(購入していない人も有料で利用可)。ですので長男を引き連れ、車で乗るだけの原木を運んでは割るという日々を送っています。
その他、ご縁があって近くの梨園からも原木を頂けることに。印西市近隣は梨園が多いので、そのうち複数個所と繋がりができれば…なんて考えています。木によって割りやすさなどが違うので、リンゴなど他の木も試してみたいところ。何度か原木を頂いて割っている中で、なんとなく割れやすさも分かるようになりました。
仕事の合間など、時間を見つけては薪割りです。これが意外と楽しくて、始めるといつの間にか時間が過ぎてしまいます。珍しいのか、たまに犬の散歩ついでに見学していく人も。が、もちろんかなりの力仕事。1時間も割れば冬なのに汗かきますし、最初の頃は筋肉痛でした。お陰さまで数か月が経ち、特に二の腕の筋肉がかなり発達してきています。目指せミノタウロス!
大きな原木はそのまま割れない(そして運べない)のでチェーンソーも導入。持ち運びと安全性などを考えて充電式にしました。他を使ったことがないので何とも言えませんが、車に積み込む程度の量なら問題なく切り終えられます。
親の姿を見ていると…なのか、一緒に薪割りしたがるのが小学1年生の三男。専用の薪割り台を用意してあげたら、ちょくちょく小さい木を割ってくれるようになりました。最初は上手く割れませんでしたが、一度割れれば「よっしゃー!」と大喜び。安全には気を配る必要がありますが、喜んでお手伝いしてくれるのは嬉しいことです。
また、薪ストーブの導入によって我が家に誕生したのが、「枝拾い」のアルバイト。完全に見た目から私の判断ですが、枝の大きさによってお小遣いがもらえる制度です。こちらも特に張り切って拾ってくれるのが三男。たまに学校帰りに次男も拾ってきます。たまに「それ、どこにあったの!?」と驚くような大物もありますが、“働いて稼ぐ”ことを早くから教えていくキッカケになりました。だいたいお菓子に消えていきますけどね…
ちなみに三男の割った小さい木や枝は、薪棚に詰めません。なので、よく工場などで見かける鉄製のカゴを購入しました。これなら通気性が良いし、底上げされていて同じ製品なら積み上げも可能。なかなか重宝しています。
薪ストーブの周りに家族が集まる
薪ストーブが置いてあるのはリビング。これまではダイニングで食事、あとは各自の部屋などで過ごすことが多かったのですが、最近は家族みんながリビングに集まるようになりました。良いのか悪いのかリビングで食事する機会も増え、夜はみんなで暖まりながらゲームしたり映画を観たり。冬限定ではあるものの、自然と集える場所ができたのは、薪ストーブを導入して一番のメリットかもしれません。
ちなみに、私もよく薪ストーブの前で仕事しています。わざわざ仕事場で暖房をつける必要がないですし、火が消えないか見ていられますから。ちょっと疲れたというタイミングでも、火を眺めていると癒されてやる気が戻ってくる気がします。
冬を越えれば鉄の塊…ですが、それでも我が家にとっては欠かせない存在となった薪ストーブ。人を呼んで薪割り体験したり、薪ストーブ料理を振舞ったりするのも楽しみの一つです。今は来シーズン分の薪割りに勤しんでいますが、恐らく夏前には終えられるはず。そしたらちょっと庭を改造して、もう少し快適な薪割りスペースを確保しようかな?なんて考えています。