先週末は「大田原マラソン」「那須高原half&familyマラソン」という2つの大会に出場予定があり、どちらも開催地が栃木県。しかも両会場が車で1時間ほどの距離ということで、家族を引き連れ旅行がてら行ってきました。
6人家族になると、いわゆるビジネスホテルなどは予約が難しいんです。以前もビジネスホテルに泊まった際は、2部屋に分かれました。それでも問題はありませんが、せっかくなら家族みんな一緒に過ごしたい。で、今回は貸別荘に宿泊することにしました。
大会はそれぞれ以下日程での開催。間が1日空くので、子どもたちも退屈させず充実した旅行になると考えての決定です。
- 大田原マラソン:11月23日(金・祝)
- 那須高原half&familyマラソン:11月25日(日)
小学生組が帰宅するなり車で向かい、夜7時頃に到着しました。案の定、貸別荘に着くなりテンション高めの子どもたち。特に三男はワクワクが止まらないといった雰囲気で、室内を縦横無尽に駆け回ります。ホテルと違って多少騒がしくても大丈夫なので、小さな子供のいるご家庭には本当におススメでした。
自宅にいるより仲良しなのでは?と思える次男&三男。合宿気分で嬉しそうです。いつも自宅では三段ベッドなので、広々とした布団は嬉しかったのかもしれません。私もいつも三男と寝ていますが、久しぶりに1つの布団を独占して寝ることができました。
そんなこんなで始まった、3泊4日の那須旅行(兼出張)。出場したマラソン大会の様子はメディアでの掲載にてお届けするとして、家族旅行の思い出をブログに綴っておきます。
■いざ大会…DNS!?美味しいうどんに舌鼓
初日は夜に到着したので、ゆっくり過ごして就寝。そして翌日は、まず「大田原マラソン」です。朝7時に起きて準備を整え、いざ大会!と思いきや…
子どもたちとお散歩。実は数日前から体調を崩しており、走ると咳も伴って呼吸が困難に。天候は最高のコンディションでものすごく悩みましたが、DNSすることに決めました。私が走る準備をしていたからか、「一緒に走ろう」と求めてくる三男らを引き連れてのお散歩。
途中、翌々日に走る『那須高原half&familyマラソン』の距離表示がありました。たいしてコースなど調べていなかったので、こんなに宿泊先の近くを走るとは思わずビックリ!実はこちらのレースの方が仕事としてメインだったので、看板を見ながら「明後日はちゃんと走れますように」と心の中で願っておきました。
走らない…となれば、家族サービスの時間です。昼少し早めに出かけ、まずは事前に目を付けていた近くのうどん店『うどん匠人 岡本』へ。ここが有名店らしく、行ってみると11時過ぎの時点で行列が!20分ほど並んで入れました。
が、これが行列になるのも頷ける美味しさ。メニューも豊富で、どれにしようか迷ってしまいます。大家族の強みを生かし、全員違うメニューを選んで交換。三男も「お子様うどん」を注文して、満足げにしっかり完食です。
個人的には「カレーうどん」がおススメ。那須高原にお越しの際は、ぜひお店に足を運んでみてください。ちなみに、160円で大盛りもできます。
その後は、偶然に通りかかって見つけた釣り堀へ。実は長男が以前から「釣りしてみたい」と言っていたので、良い機会でした。結果は1匹も連れず、長男的には微妙な感想だったようですが…。それもまた経験です。
■那須どうぶつ王国は見どころいっぱい!
次の日は、もともと予定していた『那須どうぶつ王国』へ!事前にBBQ食べ放題付きのチケットをお得に購入しておきました。野菜豊富でお肉はラム・牛・豚・鶏と一通り揃ったBBQ。思ったより味も良くて、かなり満足度は高めでした。早めにお店へ入って、パワーチャージしてから遊び尽くします。
驚いたのが、とにかく動物たちとの距離が近いこと。鳥なんて、もはや柵の中にすらおらず飛び回っています。娘は…まだイマイチ興味を示さないようですが。たまに動物を見つけては、不思議そうにジーっと見つめていました。私も動物以上に、そんな娘の姿をジーっと見つめていた気がします。親バカですね、はい。
そんな娘が一番笑顔を見せてくれたのが、『バードパフォーマンスショー』!色んな種類の鳥たちが目の前を、そして頭上を飛び回ります。妻はすぐ近くを素早く通過する鳥が、ちょっと怖かったようですが。三兄弟も興奮気味で、
「カッコいい!」
「飛ぶの速い!」
と盛り上がっていました。ショーは時間が決まっているので、ぜひ時間をチェックして参加してみてください。かなり迫力があって、他では体験したことのないシ内容です。
動物に飽きたら、アスレチックで思いっきり身体を動かします。アスレチックと言っても小さな複合遊具のようなものですが、幼稚園児の三男には十分に楽しめたようです。むしろ、これが一番楽しかったのかも…というほどの笑顔。運動大好きな三男は、ただ動物を見ているだけでは物足りないのでしょうか。
同じくパワーの有り余った長男&次男は、アップダウンの多い自然道を一緒に歩かせました。通常はバスで移動するのですが、ちゃんと歩けるように道が整備されています。
「冒険に行くよ!」
の一声で目を輝かせるあたり、まだまだ子供ですね。たまに走ったり、見つけた植物を観察したり。自然との触れ合いは、とても大切な時間です。
締めくくりは、施設併設の温泉「カピバラの湯」!いっぱい動いて疲れた後は、温泉が身体を癒してくれます。しかもこの温泉、なんとガラス越しにカピバラが見られるという特徴が。写真がお届けできず残念ですが、本当に目の前では温泉に入るカピバラの愛らしい姿が。カピバラと“裸の付き合い”をしたのは、人生初の経験でした。子どもたちも興奮気味で、いつもより入浴時間が長かったようです。
■レース出場、そのままレジャー!
そして最終日は『那須高原half&familyマラソン』。体調万全とはいかないものの、ハーフマラソンなので走れるだろうと参加を決めました。貸別荘を朝一でチェックアウトし、家族を引き連れて会場へ。私が走っている間、一人で子供たちを見てくれている妻には頭が上がりません。
大会は無事に完走。応援はほとんどありませんが、自然に囲まれて気持ちの良いコースでした。ハーフマラソンにしては厳しめのアップダウンは、なかなか良い練習になります。ひとまず走り切った姿を見せられたので、父親の威厳は維持できたでしょうか。
さて、実は本大会はここからが本番!大会の会場だった『那須りんどう湖レイクビュー』は、観光客も訪れるちょっとしたレジャー施設。大会出場者は、応援の家族も含めて入場無料になるのです。これは、子連れランナーにとって超魅力的な大会でしょう。
小学生組が真っ先に向かったのは、忍者アスレチック『忍者の里』。私は中に入らなかったのですが、かなり楽しめたようです。外から様子が見られるので、小さなお子さんでなければ子供たちだけで遊ばせて問題ありません。
その隙に、置いてけぼりの三男は大きな滑り台へ。登っては滑り、また登っては滑る。何度繰り返しても、その笑顔が変わることはありません。まさに満面の笑みを見せながら、ただひたすら滑り続けます。
さらに前日に引き続き、動物との触れ合いも。どんな動物にも臆さず近づく三男、なかなか肝が据わっています。ちなみにラマや羊、ヤギ、馬など牧場系な動物がメインでした。
そんなこんなで、あっという間に1日が終わりを告げます。暗くなる前に帰宅したかったので、3時頃には那須を後にしました。3泊の旅行なんて、あっという間ですね。冬の那須はかなり冷え込みましたが、日中は天気に恵まれて日差しがポカポカ。走ったついでに家族で遊べる今回の行程は、我ながらなかなか充実した時間だったと思います。