今日からお盆休み!という方は多いことでしょう。実家に帰省したり、レジャーへ出かけたり。満席の新幹線や高速道路渋滞は、この時期どうしても避けられません。
先日「THE LANCER」で平日レジャーをおすすめする記事を書きました。私は人混みが苦手なので、できるだけ空いているタイミングで出かけるようにしています。例えば遊園地に行くのでも、混んでいるより多くのアトラクションを楽しめるはず。移動ストレスが軽減されるのは、子連れの親にとってかなりのプラスポイントではないでしょうか。
■ちょっと早めの帰省計画
私は宮城県仙台市の出身。しかしいろんな事情があり、実家へはしばらく帰省していませんでした。…が、今年は帰省しようということに。いつにしようかと相談していると、
「お盆は混んで大変だから、少し早くして七夕祭りに合わせては?」
と父からの打診。私の働き方を知っているので、わざわざ混雑するお盆に当てなくても良いだろうと考えたのでしょう。父は某社で役員を務めていますが、帰省に合わせて休みを取ってくれるとのこと。そこで「仙台七夕祭り」の最終日に合わせ、8/7〜9で実家帰省してきました。
長男は帰省が決まるなり、宿題の日記を1日分残しておいたとのこと。新幹線でと思いましたが、嫁の希望で車での移動になりました。3人の子ども連れ、しかも三男は0歳児なので、できるだけ動きたくないというのが本音でしょう。東京から仙台までは約380km。恐らく過去最長となる車での旅行が始まります。
■想定外!高速道路は混雑ゼロ
とはいえ夏休み中ですし、多少の渋滞はやむを得ないと思っていました。最近は、会社員でもお盆に限らず休みを選べる企業が増えているようですし。仙台までは通常で6時間程度と聞いていたので、「夕食までに着ければ」と朝10:00に出発しました。
長時間移動、それだけで小さな子持ちは大変です。私は日産セレナに乗っていますが、それでも車内は子ども達にとって狭い空間。
そのため、あらかじめ3列目にDVDプレイヤー(画面2つ)を設置しておきました。2画面あれば、長男と次男がケンカになることもありません。この狙いがまさに大当たり!過去最長とも言える長時間移動も、実に静かなこと。どのDVDを観るかで少しモメてはいたものの、基本的にはおとなしくしていました。三男を見ていなければいけない嫁も、これはかなり助かったようです。
高速道路に乗ると、想定は嬉しい意味でハズレでした。なんと、「本当に夏休み?」と疑ってしまうほど空いていたのです。そして、運転すること約2時間半。
那須高原サービスエリアに到着しました。本当は3回くらい休むと思っていたのですが、「空いているうちに進んでしまおう」なんて言っている内に、なんと半分ほどの場所まで到着。とはいえお昼ごはんの時間なので、トイレ休憩も兼ねての立ち寄りです。クーラーの効いた車内から出ると、外て汗だくになりますね。
子ども達は、予想通りのラーメンを。私はお腹が減っていなかったので食べませんでしたが、なかなか気に入ったようです。道路とは打って変わって、サービスエリア内は大混雑!席が空いておらず、諦めようかと思うほどでした。那須高原は、どうやら人気の高いサービスエリアのようです。
■実家に到着!
結局、休憩は1度きりで実家に到着!休憩を含めても6時間かかりませんでした。むしろ、サービスエリアを出てからの方がさらに空いていたかも。
私は都内の戸建てに住んでいますが、あらためて実家に帰ると…広い。土地と価格の問題なのですが、子ども達はまず家中を探検していました。やっぱり、広い家って良いですよね。ちょっと考えてしまうなぁ…
とはいえ平日なので、何本か届いていた仕事メールを処理。本当に、どこでも仕事ができるって素晴らしいですね。実は直前にMacBook Proの電源ケーブルが断絶してしまい、上手く充電できない事態に。しかしAmazonで即注文&実家配送することで、何も問題ありませんでした。ホント、便利な世の中になったものです。
■懐かしい場所で思い出が蘇る
両親と嫁、次男が夕飯の買い出しへ行っている間に、懐かしい場所へ訪れました。なぜか長男が「行きたい!」と言っていた、私の通っていた小学校です。小学2年生の長男、どんな学校で私が学んでいたのか気になったのでしょうか。
実家付近は子どもが増えたようで、小学校は増築されていました。残念ながら門は閉まっていましたが、外観だけでも非常に懐かしい。改めて歩いてみると、
「あれ?こんなに近かったっけ?」
と驚きます。小学校の頃は、よく遅刻しそうになって走っていた道。ちょっと家が増えましたが、ほとんど当時のままでした。
帰宅して晩御飯。手巻き寿司は、やはり大勢だと美味しい&楽しいですね!その他、サラダや牛タンなどが山盛り。久々に食べる“母の味”って、どうしてこんなにも落ち着くのでしょうか。でも、自分ではなかなか再現できないから不思議です。
そして、夜は実家の目の前にある公園で花火。思えばこの環境で育ったからこそ、私も自分で家を買うときには「近くに公園がほしいな」なんて考えていたのかもしれません。なんてことない公園ですが、見渡すだけで思い出が蘇ります。夏になると、まさにこの写真のように、私も走り回って花火を楽しんだものでした。
■子ども達、初めての七夕祭り
3日間にわたって開催される「仙台七夕祭り」。帰省した翌日が最終日でした。七夕祭りに行ったのは、もう何年前のことでしょうか。ほとんど思い出せません。しかしせっかく仙台が実家なのですから、一度は子ども達にも見せたいですよね。
浴衣を着た長男&次男は、見たこともない大きな七夕飾りに大はしゃぎ!アーケード内を駆けまわり、迷子にならないよう追いかけるのが大変です。最終日ということで混雑していましたが、歩けないほどではありませんでした。
ちょっと休憩…で、やはり祭りといえばビールを。暑いですし、最高ですね。
みんな、屋台でいろんな気になる食べ物を選びました。ベビーカー移動の三男、お気に入りは苺をまるごと削った「苺まるごとかき氷」!これは氷にシロップをかけるのではなく、凍らせた苺そのものを削っているんです。少し私も食べましたが、普通のかき氷とは違った食感がナイスです。味も、なかなか美味しいですよ。
■帰宅前ギリギリまで遊びまくり!
2泊3日という短い期間は、あっという間に終了です。最後は、朝から山形へ。両親が行きつけだというファーマーズマーケット「よってけポポラ」で、お土産変わりに大量の野菜や果物を買ってもらいました。どれも新鮮で美味しいものばかり。やっぱり東北地方、食べ物は各が違いますね。見ているだけでテンションMAXです。
すると、その目の前に大きい公園のような施設が!水遊び場やネット遊具、簡易ウォータースライダーをはじめ、いろいろな遊具がなんと無料の「あそびあランド」。山形と言っても仙台から程近く、これから帰省時にはマストな立ち寄りスポットになりそうです。
次男も、大型ネット遊具を果敢に攻めていました。少し前なら「無理だよ〜怖いよ〜」と言いそうなのに、大きくなったんですね。本当はスルーして帰ってしまおうと思ったのですが、びしょ濡れ&汗だくになって楽しむ子ども達の笑顔を見ると、「寄ってよかった」と思えました。
帰りは細かな渋滞がいくつかあったので、休憩を3回。7時間くらいで到着しました。子ども達はもちろん、嫁まで後ろの座席で就寝。運転手は辛い!ですが、みんな疲れたんですね。嫁もやはり実家では気を遣うのでしょう。
仙台と東京。離れていると、どうしても頻繁に帰省することはできません。でも孫の成長を見ることは、恐らく両親にとっても嬉しいことなのでしょう。それが、私にとっては何よりの親孝行なのかもしれません。車での移動はちょっと長いですが…また、さらに成長した子ども達の姿を見せに行きます。今度は、七夕祭りも何もなく、完全に帰省シーズンを外してね。
帰省・レジャー中の皆さん、楽しい時間を思いっきり楽しんでください!