いいでしょ?僕の人生

家庭学習の環境整備は難しい!


臨時休校が続く中、きっと自宅学習の環境づくりに悩んでいる方は多いはず。何を隠そう、私もその中の一人です。なにせ我が家には、中学生と小学生を含めた4人の子どもたちがいます。6月から登校が始まりそうですが、それでもいきなり時間割通りとはいかないでしょう。時短や分散登校など様子を見ながら、少しずつ通常登校へと戻していくはず。そのため、まだまだ自宅学習は必要です。

学校から学習プリントが配布されたり、オンラインでの学習システムが導入されたり。学校側の対応はさまざまです。また、学習塾も休業が続いているケースが多く、特に受験生などは「どうするか…」と頭を悩ませていることでしょう。我が家には4人の子どもがいますが、以下のような学習内容で日々を過ごしています。

<長男(中学1年生)>
・学校からの配布プリント(HPからダウンロード)
・学校から郵送されてきた学習プリント
・学校で導入されたオンライン学習ソフト
・スタディサプリ 中学講座
・ディズニー英語システム

<次男(小学4年生)>
・学校から輸送されてきた学習プリント
・iPadアプリ学習
・ディズニー英語システム

<三男(幼稚園年長)>
・スマイルゼミ
・ディズニー英語システム
・計算プリント(足し算)

<長女(未就学児2歳)>
・ディズニー英語システム
・お絵描き

とにかく楽しんで学べることを優先していますが、長男には「授業を受ける雰囲気を忘れない」「休校だからこそ先行して中学の勉強をしておく」ことを目的にスタディサプリ(中学講座)を、次男には「今のうちに3年生までの苦手を克服しておく」ために計算系のiPadアプリを使ってみています。これが良いか悪いかは分かりませんが、とりあえず親が見ながら毎日スケジュールを決めて取り組んでいるところ。もちろん勉強漬けではなく、やることを終えたら自由に過ごさせています。

ちなみに次男が通っている塾は現在も休講中。長男はちょうど中学進学のタイニングで塾を見直すため退塾したところだったので、自宅外で学ぶ環境はありません。そのため学習状況を見つつ、分からない部分は妻や私が教えています。

問題は勉強する場所!

とりあえず学習内容はある程度ちゃんと整ったものの、最大の問題は「勉強する場所」です。特に我が家では、なにせ4人分の場所を用意しなければいけません。特に学校に通っている長男&次男は勉強時間も長いので、ちゃんとした机などが必要です。少し前まではマンションにあるスタディルームを使っていたのですが、感染予防のため現在は閉鎖されてしまいました。

今のところ、我が家には2つの机があり、これを長男と次男で分けている状況。しかし、1つは作業用でリビング&ダイニングにあるため、ひとたび三男がゲームでも始めようものなら…集中できません。そのため、状況を見ながら日々改善を重ねています。

天気の良い日は、バルコニーのテーブルで学習。ちゃんとインターネットも通じるので、オンライン学習も問題ありません。窓とカーテンを閉めてしまえば自宅内の様子は分からない一方、室内からはレースのカーテン越しにバッチリその姿が見えます。

「どうしても室内だとテレビやゲームが気になって集中できない!」ということで、リビング&ダイニングにテントを出してみました。背面が開くので通気性もOK。ちょっと隠れ家な雰囲気が気に入ったようですが、難点は「面白そう」と三男や長女まで乗り込もうとしてしまうところ。結局、もう一つテントを出したのですが…もはや何のためのテントか分からなくなりました。それでも気付くと、たまに中で誰かしらが勉強しています。

逆に三男がテレビでゲームしないよう、私の仕事部屋でNintendo Switchとモニター(仕事用のサブディスプレイ)を繋いでみました。画面は小さいものの、頼めばちゃんとこのモニターを使ってくれます。ただ、インストール型のソフトはなぜか上手くプレイできない(画面がブツブツ切れてしまう)とのこと。大好きな「にゃんこ大戦争」だけはテレビに使うか、長男&次男の勉強中は本体の小さな画面でプレイしています。

たまに活用しているのが、運営している“運動できる”コワーキングスペース「Plus Fit」。新型コロナの影響で利用者は少なく、その代わりソーシャルディスタンスを確保して快適に過ごせます。ネット環境も完備のためオンライン学習も問題なし。勉強に疲れたら、身体を動かしてリフレッシュさせています。

子どもが勉強している間、私は外で走ってきたり横で仕事したり。こう毎日みんな在宅だと家では仕事も効率がさすがに下がるので、コワーキングスペースを使うときはガッツリ集中して仕事を済ませるようにしています。しばらくは子ども達の様子を見ながら、場面に応じて適する環境を作って過ごすしかなさそうです。しかしこうした工夫は、新型コロナが終息した後の生活にも役立つはず。これを機に子ども達の苦手な分野を知ったり、適する(集中して取り組める)勉強方法を探したりするのも良さそうです。