8月20日、無事に三男が産まれました。赤ちゃんって、無条件で可愛いですね。つい頬が緩んでしまいます。
さて、家庭の事情により、我が家は近くに頼れる親戚などがおりません。そのため、もちろん出産時にも夫婦だけでなんとか助け合うことが必要な訳です。では、そんな環境で子供が産まれるとどうなるのか?とても貴重な経験ができましたので、書き残しておきたいと思います。
■結論を言うと…
結論として、嫁が不在となって4日間(出産当日を除く)主夫を経験したわけです。仕事もしていたので、どちらかと言えばシングルマザー&ファザー経験に近いでしょうか。子育てしながら家事をこなし、そして仕事する。なかなか経験できないことです。
マジで大変!!
というのが、本当に素直な感想です。まず、常に頭はフル回転しています。
「次は何をすれば良いのか?」
「何か忘れていることはないか?」
と考えて、今やるべきことを選択する。特に育児と仕事は、保育園の送迎やアポイント、納期など“時間が決まっている”ものも少なくありません。これらに遅れないよう、仕事とプライベートを合わせて優先順位を付ける必要がありました。
そして、特に子育てではイレギュラーが必ず起こります。例えば今回は、次男が水疱瘡になりました(詳しくは後ほど)。これによってご近所さんのお力を借りたのですが、そうした人との繋がりも大事だと実感しています。
細かいことなら、ちゃんとご飯を食べたと思ったら、ほとんど床にぶちまけられていたり。あるいは、汗疹ができて夜中ずっと泣かれてしまったり。余計なことが増えてしまうと、精神的にも疲労してくるんですね。とくに不慣れな状況において、自分でもイライラしてしまっていることを感じました。
今は嫁も退院しているわけですが、たった5日だけで「嫁がいてくれて良かった」と心から思います。仕事と家事、育児のどれが大変なんて、そんな順位付けするつもりはありません。というか、意味が無いと思っています。でも、間違いなく“子育て”っていうやつは、心身ともに大変。これ、嫁だけに任せるとかありえないですよ、お父さん方ッ!!!
子供って小さいけど、やっぱり夫婦2人で協力して育てるものなんだなぁ〜って思います。それは子供のためだけでなく、夫婦にとっても。もちろん仕事その他の状況で、出来ることに差はあります。でも、【0:10】は絶対におかしい。夫婦にとっての最適な形を、会話と行動からつくっていきたいな…って思いました。
ということで、ここからは実際に私が体験した5日間をご紹介します。
「そこは興味ないし!」
という方は、ここでブラウザを閉じてください…
■出産後のドタバタ
我が家には、ちょうど夏休み中な長男がいました。8/20はちょうど長男が3泊4日のキャンプに出かける日。嫁は朝一で陣痛を感じた様子で、いきなりバタバタ…。実は、予定日より約1週間早かったので、少々油断していました。
とはいえ、陣痛となれば動かざるを得ません。そこは3人目ということで、さすが嫁はすでに入院準備も万全!ということで、こんな感じで一気に1日が過ぎ去っていきました。
8:00 陣痛を感じた嫁に起こされる(痛みはまだ微弱)
8:30 入院の準備を持って次男を保育園へ(長男はお留守番)
9:00 病院に到着
9:30 まだ産まれそうにないので私だけ帰宅
10:00 嫁から「産まれた」と電話があり立ち会いを逃す(´;ω;`)ブワッ
10:30 キャンプの準備を持って長男と病院へ(なんとか赤ちゃんを一目見れた♪)
11:00 病院を出発してキャンプの受付へ
13:00 受付を終えて長男キャンプへGO!
15:00 自宅に帰ってちょっと仕事
16:30 次男を保育園へお迎え
19:00 次男を連れて病院へ(提示帰宅してくれた姉と合流)
20:00 姉と食事して帰宅
今思えば、ちょうど長男のキャンプに合わせて産まれたので、少しは楽だったのかも。

キャンプ前に、少しですが長男も赤ちゃんにご対面できました♪次男が産まれたときのことは…覚えてないかな!?同じ病院なんですけどね。

そして、保育園帰りに次男も。遂に、次男も“お兄ちゃん”です!
ここからしばらく、自宅には私と次男…さぁ、ここから始まります。主夫ライフ!!
■主夫ライフ1日目「次男まさかの◯◯◯!?」
翌日、次男に朝食を食べさせて9:00に保育園へ。そのまま私は仕事の打合せに向かいました。

打合せ場所が竹橋だったので、「せっくなら」と皇居を2周ほど走って帰宅。次男がいるので、昼間じゃなければ走れません。自宅で仕事をしつつ、
「せっかくだから、今日も次男を連れてお見舞い行くか」
と思っていた矢先に、まさかの電話が入りました。
「ムツキ君、お熱がありまして…」
保育園は、発熱があると迎えに行かなきゃいけないんですよね。これ、世の中のご家族はどうしているのでしょうか?連絡を受けてから仕事を片付け、帰宅してお迎え…って、会社員なら結構時間もかかりそうです。私は幸いにも既に自宅だったので、すぐにお迎えへ。夕方ということで、そのまま病院に連れて行きました。
「水疱瘡だね。しばらく外出は控えて」
なんと・・・
水疱瘡って、皆さんご存知ですよね。体中にポツポツが出来てしまう病気で、結構な感染力があります。全身のポツポツがカサブタになる約1週間は、外出禁止になってしまうのです。

保育園に預けられない。これは、なかなか厳しい状況。唯一幸いだったのは、嫁の退院予定まで仕事のポイントを入れていなかったことでしょうか。もともと外出の少ない仕事ですが、これは我ながらファインプレイでした!

しかし、三男にも会いに行けず出禁となってしまった次男。可哀想なので、この日の夜は次男のリクエストに応えた食事にしました。水疱瘡って、食欲はなくならないんですね。リクエストは「焼きそば」と「スイカ」。私は大学時代に一人暮らしだったので、料理はお手のものです。こういうとき、一人暮らし経験して良かったと思いますよ、ホント…