
■ブラックイクメンって、いったい何?
ブラックイクメンなんて初耳!という方も、多いのではないでしょうか。簡単に説明してしまうと、育児を理由として仕事をサボる人とのこと。例えば何か仕事を頼まれたときに、「子供のお迎えに行かなければいけないので」などと回避します。
「育児優先ってことでしょ?別に良いんじゃない?」
と思うかもしれません。しかしブラックイクメンはことごとく育児を盾にして仕事を回避し、楽をしようとします。しかも中には、嘘をついている場合も。つまり育児を理由にしながら、実際には遊びに行ったり、食事に行ったりしているのです。
すると、ブラックイクメンが回避した仕事は、一体誰がやるのか?当然ながら、他の同僚が担当することになります。すると、周囲の業務負荷がどんどん増加。今度はさらなるブラックイクメンが生まれ、社内で仕事が回らなくなっていくこともあるとのことなのです。
育児は、1人では出来ません。そこには、周囲の支えや理解が必要です。男性の育児参加であれば、なおさらのことでしょう。しかしブラックイクメンのような人々がいると、そんな支えや理解は得られません。例えば在宅で仕事をしてもらうとしても、「この人は、サボるのでは?」などと懸念を持たれただけで実現しないのです。ブラックイクメンは職場のみならず、真剣に育児参加を望む男性(=イクメン)に対しても迷惑をかける存在といえるでしょう。
■育児する時間・環境は自分で作り出す

■子供を“使う”な!
何があっても、子供を“使う”なんてありえない。
もし本当に育児によって時間が割かれ、例えば約束に遅刻したとしても、それは子供の責任ではありません。子育てする側として、力不足だっただけ。育児に突然のトラブルなんていくらでも起きるのですから、余裕を持って動けば良いだけです。
とはいえ、私もときどき「子供が◯◯で…」と、つい言ってしまうことがあります。自分をイクメンだと名乗るつもりはありませんが、親としてまだまだですね。