昨日から、沖縄に来ています。少し遅めの夏休み…と言いたいところですが、お仕事で1人旅です。とはいえ、今日は少し時間があるので、海に行ったりエンジョイしてきます。
今回は、初めてLCCに乗ってみました。本当は北オホーツクマラソンで利用する予定だったのですが、別件で行けなかったので今度こそ。選んだのは、AirAsia(エアアジア)です。
結論から言うと、
「値段を考えればアリだと思うけど、事前に確認しておくべきことはある」
といったところ。予約方法など細かなことは、インターネット検索すれば山ほど出てくるので割愛しますが・・・。個人的に感じたポイントとしては、以下の通りです。
<Goodポイント>
- とにかく料金が安い(今回の沖縄は3泊4日で、航空券&宿泊が約35,000円)
- パッケージで選べる提携先ホテルが幅広い
- Webチェックインで搭乗手続きが楽にできる
- 機内は清潔感がある
<badポイント>
- Webサイトの解説が分かりづらい
- 確認メールが英語表記(一部は日本語)
- 問合せへの返答がない
- 搭乗の待合所が簡素(成田空港では、プレハブ&テント作り)
- フライトが遅れる(どうやら、時間通りに飛ぶことの方が珍しい様子)
- 事前に申し込まないと、荷物を預けるのに追加料金がかかる(事前申し込みは割安)
- 機内持ち込みができる荷物は7kgまで
- 機内の座席間隔が狭い
- もし欠航になっても、振替や返金ができない
- キャンセル(返金)ができない
数で比べると、マイナスポイントが強く見えるかもしれません。ただ何と言っても、やはりLCCのメリットは価格でしょう。費用対効果で考えると、今回に限って言えば私は全然ありだと思いました。
ただ「初めて飛行機に乗る」という方は、予約から搭乗までの手続きが少し分かりづらいので、避けた方が良いかもしれません。また現地到着直後にアポイントがあるような場合には、お勧めできません。今回は沖縄へ着くのが50分ほど遅れましたが、周囲に聞いても遅れることがデフォルトのようです。フライト中は連絡も取れないので、到着後の予定は余裕を持たなくてはいけません。
また私はフライト中に仕事をしていましたが、感覚的には3時間までが限界かと感じます。座席(特に前後)の間隔が狭いため、パソコンを操作するのも少し疲れます。
・・・と、私の主観はこの通りなのですが、当然ながら人によって何を求めるかは変わります。価格重視であればLCCは非常に価値あるサービスになりますし、普段ビジネスクラスやファーストクラスを利用されているような層(機内でゆったり過ごしたい)には微妙と言えるでしょう。
ただし少し前から比べると、飛行機あるいは旅行が身近になったことは間違いありません。そして消費者が、何かを選ぶ基準として「価格」を重視する思考が強まっているとも言えるのではないでしょうか。高級イメージのあった飛行機に格安が登場するということは、そういった人々の価値意識の変化が見て取れます。
例えばエアアジアでは、機内食は全て個別に料金を払います。これも格安であるための要因なのですが、確かに機内食などいらないという人もいるでしょう。LCCには賛否両論なのは当然ですが、サービスを細かく細分化し、人によって価値の変わるものを選択できるようにしたこのサービスは、私の中でなかなか刺激になりました。
今回のフライトでは、同乗者の多くは私のように1人旅か若いカップル、学生がメインでした。
この分布も、確かにLCCの特徴が出ているのかな?と思います。
とはいえLCCと一口に言っても、航空会社によって違いはあるようです。また機会があれば、他のLCCも利用してみたいと思います。
帰りもエアアジアですが、空港によって荷物重量の規制が厳しいなどあるようです。今度は、成田空港と那覇空港で係員の対応などに違いがあるのかも少し楽しみにしています。