いいでしょ?僕の人生

結婚10年目…結婚式を挙げました!


結婚10年目となる私たち夫婦ですが、実は12月13日(火)、東京都美容生活衛生同業組合(以下、美容組合)の葛飾支部・葛飾北支部が主催する『葛飾区美容まつり』の一環として、結婚式を挙げさせていただきました。嬉しいやら恥ずかしやら…当日はテレビ取材も入り、立会人として葛飾区長も参加。2組合同の『区民結婚式』として、無事に素晴らしい時間を終えられたことをご報告します。

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妻との出会いと結婚の経緯

私は現在3人の子持ちですが、周囲から見ても結婚が早い方でした。大学3年生の冬、就職活動の末にインターンシップ生として入社した人材系ベンチャー企業。そこへ、春に新卒社員として入社してきたのが妻です。私は1浪していたので妻とは同い年。やがて私からアプローチするようになったのですが、仕事のうえでも時にペアを組む良い関係が築けていたと思います。

色んな事情がってインターン先への就職を取りやめ、大学4年の1月から就活をリスタート。卒業まで残り3ヶ月という崖っぷちなタイミングながら、2社より内定を頂いて無事に就職できました。ちょうどこの頃、「仕事が落ち着いたら結婚しよう」と妻へプロポーズします。

その後、内定先へ入社する直前に、妻のお腹に新しい命が宿ったことが判明。予定より早くなった結婚という現実は、なんの抵抗もなく自然な流れとして私の人生に入ってきました。当時、妻も私も23歳です。

しかし新卒入社直後ということで、私にはお金がありません。仕事も覚えることばかり、有給休暇すらまだ取得できないタイミングです。さらには半年ほど後に“出産”という一大イベントを控えている中、「結婚式を挙げる」ということは難しい状況でした。そのまま月日は流れ、今は3人の子を持つ家族。ただ心の中には「ウェディングドレスを着せてあげられていない」という悔いがあり、妻もまた「着たい」という希望を今もなお抱いているようでした

そんな中、葛飾区報という地元広報誌に載っていたのが『区民結婚式』での夫婦募集。これを見つけた妻はテンションが最高潮に達したようで、工夫を凝らしたエントリー用紙を送ったのでした。当初は「当たったらいいね」くらいでしたが、11月に「当選しました」という電話を受けて大慌て。いきなり“結婚式を挙げる”という大きなイベントが、私たちの人生スケジュールに飛び込んできたのです。

◎区民結婚式とは?

美容組合の葛飾支部・葛飾北支部が例年開催している『葛飾区美容まつり』。その中で、昨年から取り組まれ始めたのが『区民結婚式』です。これは、何らか事情で結婚式を挙げられなかった区内在住の夫婦2組に対して、美容組合の負担・手配により結婚式を挙げてくださるというもの。当日は区長を立会人として、区議会議員や組合員、そして親族・友人なども招いて人前式と披露パーティーが行われます。今年は、かつしかシンフォニーヒルズにて開催されました。

結婚式という素晴らしい1日

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まずは結婚式当日、遠方を含め参加してくださった方々に対し、心から感謝申し上げます。当日は宮城県仙台市に住む、私の両親も駆けつけてくれました。子どもたちは保育園・小学校をお休み。親の結婚式を見るという他にはない機会も、彼らにとって貴重な経験になったのではと感じています。たくさんの祝福を受け、緊張いっぱいながら幸せな1日を過ごすことができました。

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妻にも念願のウェディングドレスを着せてあげることができ、また、その姿を結婚10年目というタイミングで見られたことに感動しています。ドレスの手配や着付け、化粧など…式前から多くの皆さまより協力いただき、その度に「素敵な式にしましょうね」「当日は成功させましょうね」などと声をかけてくださりました。

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指輪の交換…実は私、指に入りきっていません(笑)指が細いのでサイズ小さいのですが、節が太いから自分でも入れるのが大変なんです。数名には気づかれたようでしたが…これも楽しい思い出でしょう。この後、こっそり自分で押し込みました。

アドリブ満載な式なので「何かやらかしたら大変」と緊張の連続!でしたが、大きなトラブルも起きず式を終えられました。とにかく、ずっと妻が笑顔に溢れていたことが一番です。

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結婚記念日は6月13日ですが、12月13日もまた私たちにとって忘れられない記念日となりました。当日の様子はTOKYO MX NEWS東京新聞でも取り上げていただき、まさに一生の思い出です。10年なんて、やっと結婚生活がスタートラインを越えたくらい。子ども達は日々成長を続けており、これからさらに数多くの困難が待ち受けていることでしょう。しかし夫婦で協力し、支え合いながら、いつも笑顔であり続けたいと思います。