場所を選ばず、好きなように働くノマドワーカー。カフェやファミレス、空港ロビーなど、いろんな場所でパソコンを広げる人々を見かけます。今回ご紹介するのは、そんな場所を選ばないノマドワーカーにおすすめの効率UPアイテムです。
■場所が変わることによって起きる効率ダウン
私の場合、基本的には自宅で仕事することがほとんど。しかしマラソン大会での遠征や出張取材、あるいは外出時にスキマ時間ができた際などには、やはりノマドスタイルで仕事することがあります。このブログを下書きしたのも、実は宮崎ブーゲンビリア空港の出発ロビーです。
(なぜ宮崎にいるのか?はRunningBlogにて!)
当ブログでもご紹介している風呂Workも、“場所を選ばない働き方”の1つと言えるでしょう。あるいは同じ自宅内でも、子どもが熱を出すなどで子守が必要になれば、リビングWorkを行っています。しかしいろんな場所で仕事する際、実は1つ課題がありました。
私はライターなので、仕事といえばパソコンを使った執筆作業が中心です。いかに正確に、速く書くか…業務効率を考えると、これはとても大切なポイント。仕事場ならば、そのために考え抜いた環境が整っています。
しかしそれ以外の場所では、机やテーブルにパソコンを無造作に置き、キーボードを打つしかありません。椅子や机・テーブルの高さは、その環境によって異なります。するとどうしても、タイピング効率が低下したり、姿勢が崩れて肩がこってしまったりすることが多いのです。
■パソコンに角度をつける
では、どうしたらこの課題を解決できるのか。もちろん、自宅と同じ仕事環境をそのまま外でも実現することは、現実的に不可能です。しかしそれに近づけることはできるはず。そこで考えたのが、「パソコンに角度をつける」という方法でした。
これは人によって良し悪しが異なりますが、私の場合、パソコンが斜めになってキーボードが少しこちら側に向いてくれていると、とてもタイピングがスムーズです。テーブルにベタ置きされた状態では、手の角度や目線などの関係でキーボードが打ちにくい。自宅でも冷却台に乗せているため、自然と理想的な角度が生まれていました。
そこで発見したのが、こちらのアイテム『フリップスタンド』です。一見すると、ただの横長な黒い板。裏側に吸着パッドが施されており、これをMacBook Proの背面にビタッとつけます。
すると、なんということでしょう…
スタンドを折り曲げることでMacBook Proが持ち上がり、角度がつきました。実際にキーボードを打ってみると分かるのですが、ベタ置きと比べてもの凄く打ちやすい。しかもPC下に空間ができるため、熱を逃がしてくれます。
たかが角度、されど角度。
吸着パッドは何度も貼り直せるので、複数台のパソコンで利用することも可能。折り曲げなければほとんど角度は生まれないので、使わないときもそのまま貼り付けておけます。今年11月から使い始めたのですが、すでに手放せない必須アイテムになりました。
パソコンの大きさに合わせて、13インチ用と15インチ用があります。一応は“MacBook Pro”向けのアイテムとされていますが、その他のMacBookやWindowsパソコンなどでも使えるようです(あくまで購入は自己責任ですが…)。
「タイピングの効率を上げたい」
「姿勢が悪く肩がこってしまっている」
そんな悩みを持っている方には一押し。毎日の仕事が、ちょっと楽になるかもしれません。