いいでしょ?僕の人生

出張&外出の相棒になりそう!KING JIM「TRENE(トレネ)」が届いた


私はオフィスを持たず自宅で仕事する在宅ワーカーです。妻が仕事しているときなんて、家族でもっとも自宅にいる時間が長かったほど。しかしそれでも、打合せや取材など外出することがあります。特に最近は地方出張が増えていて、毎月1週間〜10日くらい不在。もちろんパソコンを持ち運び、スキマ時間はカフェなどで仕事します。

しかしそんなとき、1つ問題になることが・・・。トイレに行く際など、パソコンを置いたまま席を離れられないのです。もちろんパスワード設定していますが、パソコン本体を持って行かれればそれまで。幸いにもこれまでそんなトラブルに遭遇したことはないのですが、可能性はゼロじゃありません。個人情報や機密情報を含むデータ満載のパソコンは、もし盗まれでもしたら大変。データはほとんどクラウド管理なので遠隔でパソコン上からデータを消すことはできますが、それでも盗難なんか遭わないに越したことはありません。

そんな不安&不便を解消してくれそうなアイテムを、KING JIMが開発してくれました。KING JIMの製品としては「ポメラ DM200」を愛用中ですが、痒いところに手が届くいろんなアイテムを提供してくれています。

今回発売されたのは、モニタリングアラーム「TRENE(トレネ)」。正式には2018年2月23日の発売予定ですが、クラウドファンディングのMAKUAKEで支援していたため昨日届きました。購入を検討されている方がいるかもしれないので、簡単ながらレビューしておきます。

トレネは、ただそこに“置いておく”だけのアイテムです。スマホに専用アプリをインストールして接続すると、振動を感知した際にアラームを発音。そしてスマホにも、アラームを発していることが知らされます。

例えば、パソコンなどの上にトレネを置いて離席したとしましょう。誰かがパソコンを取ろうとすれば、必然的にトレネは動くことになります。乗っているだけですから。するとその動き(=振動)をトレネが感知し、アラームで警告&通知してくれるというわけです。

アプリの画面は簡単に言うと3段階。こちらは「スタンバイ」状態で、スマホとトレネが近くにいることを表しています。この状態では、いくらトレネを動かしてもアラームが鳴りません。

なお、どの程度離れたらアラームが鳴るようにするか、その距離も自由に設定できます。あまり近いと持ち運んでいる際にも鳴ってしまうなど煩わしいので、ある程度(目が届かなくなるなど)の距離にしておきましょう。設定が適切なら、トレネは電源を入れっぱなしにできます。

設定距離より離れると「見守り」状態に切り替わります。つまりこの状態でトレネが動くと、アラームが鳴って通知されるわけです。ちなみにトレネとの電波強度やバッテリー残量も、アプリ画面上から確認できます。

で、トレネが動くと「アラーム」画面に。これは実際にトレネがアラーム音を発している、つまり何らかの要因でトレネが動いたことを表しています。この状態になったら、もしかするとパソコンなどトレネで守っていたものが盗難される危機かも!?

1つの懸念は、例えばカフェなどで使用した際、誰かがぶつかって落下・・・なんていう場合でもアラームが鳴ってしまうこと。ちなみに“どの程度の振動でアラームを鳴らすか”も設定できますので、多少ズレたくらいでは鳴らないようにしておいた方が良いかもしれません。またトレネが落下しないよう対象物はテーブル等の真ん中に置くなど、ちょっとした気遣いが必要になりそうです。

アプリ側の画面から見てきましたが、最後にトレネの状態をご覧ください。少しパソコンをズラした程度では鳴りませんが、トレネを持ち上げるとアラーム音を発してくれました。ちなみに、アラームは音量も調整可能です。

ちなみにトレネに付属しているストラップは、真ん中で外せるようになっていました。スマホやカバンなどに付けて持ち歩くのに便利で、細かな気配りが光ります。ストラップホルダー付きのアタッチメントも付属していますが、両面テープ式で一度貼ると剥がせないようなので、こちらは使わなそうです。

間もなく正式発売となるKING JIMの「TRENE(トレネ)」。詳しい機能やスペック等は公式サイトをご覧ください。少し使用してみた所感では、フリーランスなど外で仕事する機会の多い方なら持っておいて損はなさそうです。大切なものは、しっかり自分で守りましょう!


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