最近購入したもので、とても重宝しているアイテムがあるのでご紹介します。それは、ビジネスなどでよく目にする“ホワイトボード”。中でも壁に貼り付けられるホワイトボードシートが、子育ての面で大活躍してくれています。
都内に住んでいた頃は持ち家だったので、壁の傷や汚れなどそれほど気にする必要はありませんでした。実際、インテリア用品は壁に穴を開けて飾っていましたし、セロハンテープでポスターや子供の描いた絵を貼り付けることもありました。
しかし、今は引っ越して賃貸マンション。賃貸では退去時に原状回復が必要ですし、そもそも原則として壁に穴なんて開けてはいけません。あくまで借り物ですから、意識しなくても神経質になってしまいます。
そんな中、子供の勉強をキッカケに「ホワイトボードが欲しい!」と思い立ちました。3兄弟とも塾などには通わせておらず、学校以外の勉強は基本的に家庭学習。そして分からないことを教えるのは親の役目です。しかし経験上、やはり学校の黒板のように広い場所へ自由に書いたり消したりしながら説明した方が、子供の理解度は高いはず。教科書やノートを一緒に見ながら近くで教える方法もありますが、ホワイトボードがあれば教え方の幅も広がります。
しかしビジネスで使われるようなキャスター付きの大型ホワイトボードは、大きくて邪魔なので自宅だと不向きです。しかし家庭用のホワイトボードは小型が多く、学習用と考えるともっと広さが欲しいところ。壁掛けタイプなら大型もあるのですが、前述の通り賃貸ですから、壁に穴を開けて取り付けることはできません。そこで発見したのが、壁紙にそのまま貼り付けられるホワイトボードシートでした。
いわゆるウォールステッカーのような製品で、貼り付けは簡単です。また、ペリペリと剥がせて壁に跡が残りません。また、私の購入したものは44.5cm×20cmがロールになっていて、好きな大きさでカットして使用できます。
現在、当初の目的だった勉強用として机前に貼っているほか、毎日のお知らせと「やることリスト」を作ってインターホン横に貼っています。意外とこの「やることリスト」が役立ち、子供たちは朝や学校からの帰宅後にチェック。以前と比べれば、自主的に行動してくれることが増えました。ホワイトボード用のペンは100円ショップで買い足し。生活全般で、なかなか高いコストパフォーマンスを発揮してくれています。これ以外にも色んな活用法が考えられそうです。
ホワイトボードがインテリア的に合わない場合は、黒板でも同じようなことができるはず。調べてみると、同じように壁へ貼れるタイプの黒板もあるようです。もちろん賃貸ではなく持ち家なら、シートタイプにこだわる必要もありません。気になった方は、ぜひお試しください!