自宅を売却し、東京都から千葉県印西市に引っ越して1年半が経ちました。以前とは色んな面で変化が起きていますが、その中の1つに食生活が挙げられます。結論から言ってしまうと、野菜や果物を食べる割合が増えました。特に直売所で購入する野菜や果物は美味しく、子どもたちも積極的に食べています。私も小腹が空くと野菜や果物を丸かじり…なんていうことが増え、自ら「美味しそうな野菜はないか」と買いに行ったり、行ったことのない直売所まで足を延ばしたりするほどです。
そんなある日、とっても素晴らしい直売所を発見しました。その名も「直売収穫体験型」とのこと。いわゆる直売所は店舗型、もしくは小屋などに置かれた野菜・果物を取るというスタイルでしょう。しかしこちら、なんと“野菜の収穫”も自分で行えるのです。
少し前、「試しに行ってみるか」ということで妻と娘を連れて行ったところ、これが思った以上に楽しい。そこで、我が家のわんぱく三兄弟を引き連れ、再び訪れてきました。
広い範囲に畑が広がっており、トマトやきゅうり、ナス、ゴーヤー、かぼちゃ、つるむらさき…など色んな野菜が育てられています。しかも、すべてが激安!例えばナス1本10円、ゴーヤー1本30円、クッキングトマト1個5円など。最近は野菜がちょっと値上がりしていますが、ここでは全く関係ないようです。
野菜は多種類なので、時期によって穫れるものが違います。今は夏野菜が終わるところで、これから冬野菜が育ってくるタイミングのようでした。
ハサミと袋が用意されているので、手ぶらでOKです。気になる方は、軍手や長靴などを用意しましょう。なお、虫などは普通にいるので、苦手な方はご注意を。畑の中を歩きながら、目当ての野菜が見つかったら自らハサミを使って収穫します。
最初はオドオドしていた長男と次男。少し手伝ってあげると慣れてきて、どんどん自ら収穫していました。できるだけ大きく、きれいなものを選んでくれます。
「オクラって、こういう風になってるんだね」
「ナスの花、初めて見た!」
と楽しそうにしていて、その経験や発見もまた食育の面で価値あるものではないでしょうか。ぜひ、定期的に連れていきたいと思います。
まだハサミの危ない三男は、そこら中を歩き回りながら「ここにあるよ」と教える係。そしてお兄ちゃんの獲った野菜を受け取り、袋に入れてくれます。写真で持っているのはオクラですが…めちゃくちゃ大きいですね。スーパーではお目にかかれないレベルです。
収穫した後の帰り道で感想を聞いてみると、「楽しかった」「また行きたい」という声が。少し間を置いて訪れれば、また違う野菜が収穫できそうです。ちなみに自然のまま無農薬で育てられているので、見た目はちょっと崩れています。しかし実際に食べてみれば、味は問題なし。むしろ「さすが穫れたて」と言える美味しさでした。
子どもの成長期にこそ、自然の豊かな場所で生活する。その結果、彼らがどのように育っていくのかが楽しみです。こちらの直売所、これからも定期的に利用させていただきます!
※上記はブログ掲載時点の情報です