ブログの更新がものすごく滞ってしまいました。何も出来事がなかったわけじゃないのですが、若干余裕がなかったのかもしれません。仕切り直しで、ちょっと近況を書き残しておきます。
コロナ禍が継続している中、もう出口がどこにあるのかも良く分かりません。幸いにも我が家はまだ誰も感染したり濃厚接触者になったりしていないものの、周囲にはかなり「感染した」という声が増えました。風邪だろうと何だろうと病気になりたくはありませんし、罹患する可能性が高いことが分かっているなら予防します。でも、あまり過剰になってストレスが掛かるようなことは、やはり避けたいものです。
そんな中、ずっと旅行など控えていましたが、久しぶりに実家へ帰省しました。今年は長男が受験生のため塾との兼ね合いで若干お盆に重なりましたが、一番の混雑時期は避けられましたし、もちろん移動は車です(久しぶりの長距離運転はキツかった…)。あとは、もう最低限の感染対策を行って過ごすのみ。いつも出張で帰省するたび「そろそろ孫たちに会いたい」と言っていた両親。なにせ前に家族で訪れた際は娘が歩いていなかった頃ですから、その気持ちはおおいに分かります。結果としては「家族帰省できて良かったな」が感想ですが、思い出として旅の記録を綴っておきます。
まずは走る!でも登山は断念
いつもは混雑に巻き込まれないよう時期を外して帰省していましたが、今年は長男が受験生。また、小学6年生の次男も塾へ通うようになったので、そちらのスケジュールを優先です。夏期講習が休みなのは基本的にお盆。ただ多少前後も休みだったので、いわゆるラッシュ時期は外せました。渋滞を覚悟した高速道路も空いていて、実家には明るいうちに到着。長距離運転が久しぶりで疲れるので、いつもと変わらぬ時間で着けたのはラッキーです。
到着するなり「行くぞ!」と、長男&次男を連れて山へ。家族で帰省するたび、必ず誰かを連れて登っている場所です。確か初めて子連れで登ったのは、長男が小学3~4年生頃だったでしょうか。こうして子どもと故郷を走れるのは、個人的に密かな楽しみです。
が、残念ながら登山口までで断念。登山者が少ないのか例年にないほど草が生い茂っており、登山道に辿りつくまでが大変な状態に。そして、次男が足を擦って血を出してしまったためです。そのため、近くの公園まで走っては遊ぶ…を繰り返し、数kmだけ走って戻りました。残念ですが、安全第一ですからまた次の機会に。ちなみに帰宅後すぐ長男とトレーニング(家の横で坂ダッシュ)していたら雨が降り始めたので、今回は登らなくて正解だったようです。
懐かしの動物園、そして焼肉パーティー!
初日は夕方着だったので両親と会話しながらゆっくり過ごし、本番は2日目。早起きして「八木山動物公園」に行ってきました。子どもの頃に何度か行った記憶がある(一番覚えているのは“糞投げ”ゴリラ)ので、自分にとっては懐かしの場所です。
夏休みなので混んでいるかと思いきや、めちゃくちゃ空いていて快適。お隣のベニーランド(遊園地)は少し混雑気味でしたが、ゆっくり並ぶこともなく見て回れました。その方が、やっぱり子どもたちの満足度もまったく違います。
大きな動物園ではありませんが、その分だけ何度も行き来しながら全体を見て回れます。特に娘は、どのコーナーを訪れても興味津々。残念ながら「ふれあいコーナー」が予約制になっていては入れなかった(泣いちゃって大変でした…)のですが、朝から昼過ぎまで楽しみ尽くせました。
動物園を歩き回って疲れた後は、焼き肉でパワー補給!食べ放題ですが、なんと両親は初体験とのこと。我が家は慣れているのでマイペースにじゃんじゃん注文していきますが、「本当に食べ切れるのか?」と心配されることも。もちろん、すべて残さず食べ切ったので問題ありません。時間いっぱい、「もう無理!」というまで堪能させていただきました。
実は焼き肉屋、実家から5kmほど離れた場所にあります。しかも、2.5kmほどの長い坂道を上った先。両親と妻、三男&娘は父の運転で行きましたが、なんと私は長男&次男と徒歩(笑)山に登れなかったことと、焼き肉ならお酒が飲みたいから(コレが一番の理由)。往復10kmは次男にとってなかなかハードだったようですが、家などない環状線エリアはスマホで音楽を流しながら三人で熱唱!疲れながらも楽しい時間でした。次男には「もう次は歩かない」と言われましたが、きっとなんだかんだ言って歩いてくれることでしょう。
ただ“一緒に過ごせる”ことの幸せ
あまり長居すると両親も疲れてしますうので、実家帰省はいつも2泊3日。本当にあっという間の時間でした。家にいる際も子どもたちは思い思いに遊び、おじいちゃんとテレビを見たりゲームしたりする姿も。ふと見ると、両親とも子どもたちが遊ぶのを優しい笑顔で見ていて、「帰省できて良かったな」と心から思えました。大切な人と一緒に過ごせる。それだけで、幸せなことなのだと感じます。
帰り道も高速道路に混雑はなく、2カ所のサービスエリアに立ち寄ってお土産を買いつつの帰宅。車の中では、早くも「次はいつ行けるの?」という質問も飛びます。「また来年かな」と返しましたが、そろそろ毎年帰省できるのが普通になってくれたら。欲を出せばハワイなど旅行にも行きたいのですが、それはもう少し先ですね。両親にも子どもたちにも、素敵な夏の思い出になっていたら。私自身はすぐ出張で実家に滞在するので、また感想を聞くのが楽しみです。