いいでしょ?僕の人生

外壁塗装したら家が若返った!


二度目の緊急事態宣言も、まもなく予定期日を迎えようとしています。以前から在宅勤務だったこともあり生活上では大きく変化を感じていませんが、やはり仕事や家族(特に学校・幼稚園関連)では色々とありました。そして今回、家もちょっと変化させてみたので、ブログでご紹介させて頂きます。タイトルを見て頂けば分かる通りですが、“外壁塗装”しました。とりあえずビフォーアフターを比べるため、もう見ることのない以前の家をご覧ください。

全体的に紫一色の外壁。特に不満はありませんでしたが、改めて見ると…ちょっと若々しさが足りない気がします。特に家が大きいこともあり、重苦しさを感じるのは私だけではないでしょう。では、これがどのように変化したのか…!?これから外壁塗装を考えている方もいらっしゃると思うので、少しでも参考になるよう時系列でご紹介していきます。

■飛び込み営業からの実施決定

あと数年で外壁塗装が必要だとは思っていたものの、急務とは考えていませんでした。そもそも家は購入したばかりですので、大きな資金を出すことも簡単ではありません。しかし突然の来訪者によって、一気に話が進むことになります。

「ピンポーン」

そう、業者の営業さんが家に訪れたのです。私も会社員時代は“飛び込み営業”を経験しましたが…大変ですよね。まだ不動産や建築系は、こうした営業方法が有効な手段なのでしょう。私ではなく妻が対応したのですが、どうも気に入ってしまったようで翌日に改めて夫婦で話を聞くことに。あまり乗り気ではなかったのですが、来ちゃうものは仕方ありません。「30分でメリットを感じなければ帰ってもらおう」と決めて、そのときを迎えました。

翌日には上司らしき人が一緒に来てバトンタッチ。もう、ゴリゴリに営業感のある方でした。とにかく喋り方が“過ぎる”ほど丁寧で、間違いなくガッツリ研修して身に沁み込ませている感じ。実は会社について調べていたのですが、思いっきりブラックなクチコミばかり出てくる業者でした。まぁ、この手の会社で良いクチコミが出そろうなんて、ありえないんですけどね。むしろ、その方が怪しさすら感じます。

結論、そちらで外壁塗装の依頼を決定。割引感のある提案を受けたので話を聞きながら調べてみたら、確かにかなり安く済むようでした。こういう場合、大切なのは価格と実際に工事を請け負う業者、そして製品(塗料)です。訪問してきた会社はいわゆる営業会社なので(もし工事業者が営業していたら、むしろそっちの方が要注意かと)、ここの評判が悪くてもあまり関係ありません。この考えは営業担当者にもストレートに、「結果がすべてなので業者選定だけは間違いなく行ってくれ」と伝えました。

ちなみに、お世話になったのは「株式会社みらい住宅開発紀行」という会社。別に回し者でも何でもありませんが、せめてもの御礼にリンク貼っておきます。正直…最初は“紀行”っていう部分が謎で怪しく疑っていました。すみません。

■色選び…めっちゃ大変!

外壁塗装、始まってしまえば何もやることはありません。後でご紹介しますが、多少の対応はあるものの基本的には“待っているだけ”です。が、一番の難関はその前にありました。それが、外壁の色選びです。

今回選んだのは「アトモス」という塗料。やや価格は高めです(他の製品もいくつか見積もってもらいました)が、耐久年数が長いことが決め手でした。というのも、今の家には15~20年しか済まない想定で購入しています。この間に何度も工事が必要になれば、手間ですし余計にお金もかかります。なので、この間は持つであろう塗料を選んだという流れです。実のところ他業者にも相談したことがあるのですが、同程度の耐久年数となる製品だと我が家には「ちょっと…」と即決できない懸念点がありました(ブログでは割愛します)。なので、あまりメジャーな塗料ではありませんが、結果的には問題なく満足しています。

話を戻すと…塗料が決まったら、次に決めなくてはいけないのが色です。何色を使うのか、一色なのか二色なのか、二色ならどう配色するのか…。これが思った以上に大変でした。やはり何年も住むわけですから、失敗したくないのは当然です。そして、できるなら住んでいて嬉しく、楽しくなるようなものにしたい。特に妻はこだわりが強く、何度も何度も夫婦会議を行いました。「これで決めた!」と業者に伝えるもの、翌日に「やっぱり…」と再相談するなんて当たり前。かなりギリギリのタイミングまで決定を待ってもらったと思います。快く相談に応じてくださり、本当に感謝です。

■施工開始!こちらで対応したことのまとめ

事前に工事を担当する責任者(現場監督)にご挨拶いただき、応対など確認しました。前述の通り「業者選定は間違いなく」と伝えていたので、かなり経験豊富な方をアサインしてくださったようです。色々とプロの視点から丁寧に相談へ応じてくださり、物腰の柔らかい方で安心しました。ちなみに、実際に施工するのはまた別の担当者ですが、こちらは後述します。

施工開始日になると、まず足場が組まれました。ここから工事が進んで行くわけですが、まずは依頼側が対応したことについてご紹介しておきます。自宅の環境によっては検討しなくてはいけない事項もあるので、参考にしてください。

  • 毎朝(うちの場合は8時頃)に工事開始の挨拶が来る
  • 駐車場は業者が使うので車を移動させる
  • 外壁近くにあって動かせるものは移動させる
  • 工事用具や塗料缶などを置く場所が必要になる
  • 塗料など自宅に配送されてくる場合があるので受け取って業者に渡す
  • 塗装中は車が近くにあるとカバーを掛けられる(必要に応じて外す)
  • 草花や家庭菜園など近くにあるものにはカバーが掛けられる
  • 工事が終わるまで天戸は閉めておく(家が暗くなる、窓が開けられない)

こんなところでしょうか。ちなみにご近所への挨拶などは、営業に来た会社の担当者が行ってくれました。工事後も毎日のように完了報告書を渡されますが、不在でもポスト対応してくれると思われます。細かな部分は業者によって違うので、参考まで。実際のところ、工事が開始していまえば特に手間はありません。

■工事がどんどん進んで行く

工事期間は、外壁面積や天候などで異なります。特に雨になると塗装が行えないので、梅雨時期は適さないそうです。冬場は乾燥していて雨が少ないため、外壁塗装する方が多いとのこと。確かに言われてみると、同じ時期に外壁塗装している家が近所にもいくつかありました。

足場…大好きです。なんかカッコよくて登りたくなりますが、もちろん危ないので我慢。足場が組まれて家をシートで覆われると、「いよいよか~」という気が湧いてきました。そしてパッと見た限りだと進捗が分からないので、ちょっとワクワクします。

うちは庭を物置として使ってもらいました。施工中は多少の音がしますが、生活に支障が出るほどのものではありません。犬が驚いて吠えないかと懸念しましたが、こちらも全く問題ありませんでした。

まず下塗り。チラッと見ると、当然ですが色が変わっています。これでも「おぉ!」と驚きですが、業者の方から「これが実際の色だとは思わないでください」と。確かに、良く見ると選んだものとはちょっと違います。あくまで似た色で“下塗り”しているだけなので、本当に表から見える塗料はここに上塗りするわけです。

細かい部分まで、とても丁寧に仕事してくれました。塗りにくい(=上手く塗り切れない可能性がある等)部分などは事前に「この辺りは…」とできる限りの対応策と合わせて教えてくれます。こういう相談や提案って大切ですからね。始まってみないと分かりませんが、本当に業者選びがキーポイントなんだなと思います。

施工開始から約3週間。ある晴れた日に、ふと見たらカバーが外されていました。今回、色はサーモンピンクとホワイトの組み合わせ。上下に分けて、メインとなる大きな窓のある部分はサーモンピンクにしてもらいました。この部分は「ホワイトとの線引きが上手くできないかもしれない」と言われていたのですが…ばっちり。業者の方も一安心といった様子で大満足です。

足場だけになると、もう全体が見えてきます。ちなみに今回、ついでに屋根の塗装も依頼しました。改めての依頼になると足場代が発生しますし、見てもらったところ数年内には塗り直さないと厳しいとの話(他業者も同じ意見でした)。出費が増えるのは痛いですが、先々を考えれば総合的な出費が抑えられます。

途中で雨天があったこともあり、想定より1週間ほど延長しての工事。業者の方も「早く終わらせないと」と考えてくれたのか、本来なら工事しない土日に来てくれたことも。さらに外壁と屋根だけでなく、「できればお願いしたい…」と頼んだ庭柵や電灯、そしてポストの塗装まで快く受けてくださいました。細かな注文まですみません…感謝です。

■完成!若々しく…なったかな!?

そんなこんなで外壁塗装(&屋根塗装)が完了。3週間は長かったですが、思い返すとあっという間。早さより出来栄え重視!ですから、期間は余裕を見ておいた方が良さそうです。そしてこちらが、完成後の我が家。

個人的には、以前と比べて明るくなったかなと思っています。日当たりによって色味が変わるのも気に入っているポイント。ちなみに玄関内だけは、サーモンピンクでもホワイトでもない少し違った色にしています(近づかないと分かりませんけど…)。色を悩み抜いた妻も満足しているようで一安心。家の中がヨーロッパ調なのですが、外壁もこれにマッチしたように感じます。外壁の色を変えるだけで、ずいぶん家の印象って違ってくるものですね。実際のところ時間が経ってみないと分からない部分はありますが、とりあえず出来栄えや対応については満足しています。

外壁の劣化具合は、意外と住んでいても分からないもの。私は「あと5年くらいかな」と思っていましたが、よく見るとクラックがいくつもありました。クラック以外にも壁に触れたとき粉がつくなど、いくつかサインがあるそうです。コロナ禍でステイホームな今だからこそ、生活する家は大切にしたいな…と思わせられる今日この頃。戸建てにお住まいの方は、お時間のあるときに外壁の状態を見てみてください。あまりに劣化が進むと工事費用にも影響が出てきますし、屋根も雨漏りなど起きてからだと余計に手間とお金が掛かってくるかもしれません。