公園と言えば、さまざまな遊具が思い浮かぶだろう。しかしむしろ想像力豊かな子どもにとって、遊具なんてキッカケにしか過ぎないのかもしれない。遊具で遊ぶのはもちろん、ピクニック気分でレジャーシートを広げたり、広々と開放された園内を自由に走り回る。そんな遊び方にピッタリな公園が、「東立石緑地公園」だ。
■巨大滑り台を中心とした遊具ラインナップ
公園を訪れてまず目に飛び込んでくるのが、長さ約30mというこちらの巨大ローラー滑り台。子どもはもちろん、大人まで童心にかえって遊ぶ姿が見られた。小さな子どもは横から両親が手を引き、大きな子どもたちは“自己流”の滑り方を編み出す。入口部分が小高い丘の上になっているので、繰り返し乗るたびによい運動になりそうである。
「巨大滑り台は、ちょっとまだ危ないかな・・・」
そんなときは、公園の反対側にあるこちら。小さなこどもでも安心の遊具があった。足元は柔らかい素材になっており、転倒しても怪我をしない。我が家でも長男VS次男の壮絶なる“追いかけっこ”が繰り広げられていた。
緑に囲まれた、木造の遊具。滑り台のような遊具とは異なり、平行棒やロープを使って昇降する坂道、足場の不安定な網など、運動要素の強いものになっている。周囲を草花が取り囲み、とても心地よい空間だ。
■公園の中心部は広々としたスペース
ここまでご紹介してきたものを含め、遊具はいずれも公園内の外側に点在している。そして公園の中心部には、広々とした芝生スペース。中にはテントを張ったり、レジャーシートを広げたりする姿も。テーブルも設けられているので、もちろん手ぶらでもくつろげる。
さらに距離表示まで設けられたウォーキング&ランニングコースも。園内広場を囲む「広場コース」は約320m、さらに周囲の少し小高くなった部分も含む「山コース」は約500mとのこと。ちょっとしたお散歩や、子どもの持久走大会の練習などにも良さそうだ。実際に走ってみたが、キレイに舗装されたコースは走りやすい。「山コース」のアップダウンもそこまで激しいものではないので、園内を見渡しながら走ったり歩いたりしてみるのも良いだろう。
■移動は駅から歩いて
最後に、公園までのアクセスをご紹介しておこう。
公園周囲には駐車場がないので、京成線「立石」駅から歩いて向かおう。所要時間は約15分。駅周辺にコンビニなどがあるので、飲み物や食べ物などはあらかじめ購入しておこう。
一番分かりやすいのは、立石駅の南口を出てまっすぐ進み、大きな通り(奥戸街道)に当たったら左折。しばらくまっすぐ行くと「本奥戸橋」が見えるので、橋を渡らず手前を右折するルートだ。あとは中川に添って進むと、やがて公園が見えてくる。
「広々とした公園で、思いっきり子どもを遊ばせたい」
「静かな公園で、緑に囲まれながらゆっくり過ごしたい」
そんな方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがだろうか。
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