今週は月曜から体調を崩し、なかなか治らず長引いてしまいました。喉の痛みから始まって咳が止まらず、夜になると発熱。今は咳こそ出るものの、だいぶ落ち着いたかな…という状況です。
そこで今日は用事もあったので、久しぶりにランニング!スカイツリーは大勢のカップルなどで賑わい、イルミネーションが輝いていました。そんなランニングで感じたことについて、ちょっとお話したいと思います。
■実はそんなに身体が強くない
毎日のように走っているので、周囲からよく
「いつも元気で健康的だね!」
なんて言われます。しかし私はそこまで身体が強い方ではなく、特に風邪などは、引くと一気に光熱が出てしまうことも。マラソンを始めても、残念ながら私の場合はあまりその辺が変わっていないかもしれません。トレーニングでの怪我はしませんが…
独立してからは体調管理もかなり気を付けている“つもり”ですが、やはり100%の予防は難しいですよね。多少の体調不良であれば優先度の高い仕事を片付けて休むのですが、それが長引いたり重症化してしまうと、家族にも影響が及びます。なんといっても、働き手は私だけなのですから。しかも今は0歳児もいますし、みんなにうつったら大変です。
■走ることが楽しい
少し主題から脱線してしまいました。とはいえこれまでは、体調を崩したところで
「これからは、もっと気を付けなきゃな」
程度の反省でした。結局のところは仕事もなんとかなってきましたし、まだまだ危機感が薄いのかもしれません。
しかし…
今回体調を崩してみて、これまでとは全く違う気持ちが湧いている自分に気づいています。その原因は、体調不良によって“走れない“こと。
最近、とにかく走ることが楽しくて仕方ありません。20〜30kmなら1人でも楽しんで走れますし、疲れている自分さえ好きなくらいです。もっと速く、もっと長く、もっと楽に走りたいと願い、できることならそれだけに打ち込んでいたいほど。
ウルトラマラソンなど走るくらいですから、もちろん走ること自体は以前から楽しんでいました。しかし最近は特にその気持ちが強いようです。今は走ることも仕事の一部ですから、これは私にとって嬉しい変化といえるでしょう。
でも今週は全く走れなかった!
走れなかった間は、そこまで気にしていませんでした。もちろん走りたい気持ちはありながらも、気持ちの上では
「無理する必要はない」
と冷静。筋トレしたり、仕事中の姿勢や歩き方などで取り入れられるトレーニングを行い、回復を優先させていたのです。
■走って気付いた“走れる”幸せ
…が、今日はある程度体調も良く、天気も良かったのではしってみました。ちょうどウルトラマラソン用のシューズが壊れてしまっていたので、新しいシューズを見に15km。
この15kmが、本当にあっという間。帰りも少し走りましたが、危なくそのまま帰宅しそうに(合計24kmで止めておきました…)。そのとき感じたこと。
走れるって、こんなに素晴らしいことなんだ
走ることが好きだからこそ感じた思い。これまで以上に、今は「今後体調には注意しよう」と固く誓っています。日々の過ごし方はもちろん、栄養などもよく考えなければなりません。
身体を壊すと、走ることはできません。もちろん身体に鞭打って走ることはできるでしょうが、それでは楽しくない。“楽しんで走る”ためには、やはり健康であることが何より大切なのです。
風邪などで体調を崩すことはもちろん、トレーニング過剰で怪我…なんてもってのほか。『健康であることの幸せ』を、健康でなければできない心からの楽しみを持って、初めて感じたような気がしています。
この時期は気温が下がり、またマラソンレースが増え始めるので、いきなり走る量や強度を上げてしまう方が多く出てきます。これにより、残念ながら怪我してしまう方が少なくないでしょう。せっかくトレーニングしてきたのに、無理して怪我して走れない…。そうならないように、ランナーの方には今一度、走る目的をよく考えて日々の取り組むに活かしていってほしいものです。個人的な意見として、走ることによる怪我はどれも防げるものばかりです。
人は生き物ですから、常に健康でいられる保障などどこにもありません。いつ、どれだけ健康でいられるかも人によって異なるのです。健康である“今“に感謝し、少しでもそれを保てる努力を続けることは、これから私にとって大きな課題となりそうです。