気付いたら、これが今年最初のブログ…。遅くなり過ぎましたが、皆さま明けましておめでとうございます。本年も更新かなり不定期かもしれませんが、宜しくお願い申し上げます。
先日、娘が1歳になりました。彼女は、もはや我が家のアイドル的存在。4人の子育ては色んな点で大変ですが、心から産まれてきてくれたことを感謝しています。もちろん私も大好き過ぎて、娘が産まれた後の1年を振り返っていたら、「ブログ書こう!」と思い立った次第です。
娘の成長は驚くほどで、10ヶ月で早くも一人で立ち、つい先日は2歩ですが歩きました。身体も大きくて(産まれたときは体重が減って心配されるほどだったのに…)、同じ月齢の子と並ぶと頭一つくらい出ています。もう、片手で抱けば軽い筋トレのレベル。それでも可愛いので抱いてしまいますが、すぐ大きくなり、やがて抱っこを嫌がるんでしょうね。そんな娘の成長は、嬉しいと共に少しだけ寂しい。妻も「これ以上、大きくならないで〜」なんて冗談めかしながら言っていましたが、これ、実は本心なんじゃないかと思います。
さて、よく「それだけ子供がいたら、3人も4人も一緒でしょ」と言われますが、まったくそんなことはありません。子供が増えれば、それはもう生活が一転。今回は1年を振り返りつつ、娘誕生による変化、そして我が家なりの工夫や対応について書き残しておきます。
寝床の確保
同じ空間に人が増えるというのは、ときに自宅内の環境を変える必要が生じます。我が家の場合、これまでは長男&次男が1部屋に、私は妻&三男と別の部屋で寝ていました。
…が、ここに娘が加わるわけです。私に授乳はできませんから、必然的に妻と娘は一緒。本当はそこに私も加わりたいところ…ですが、まだ幼い三男がいます。そして長男&次男の寝ているベッドは、スペース的に二人でギリギリ。なので考えた結果…

三段ベッドを導入しました!!
少子化が叫ばれる昨今、三段ベッドってなかなか売っていないんですね。これにより、これまで私が寝ていたベッドには妻と娘が。そして私は三段ベッドに移り、三男と寝ています。
当初は狭くて寝苦しさがあったものの、今は慣れて快適。最近の三男はよく次男のベッドに潜り込むので、1人で寝ることも増えています。いずれは成長に合わせ、たぶん私の場所に三男が寝るのでしょう。そのときは、また寝床を考えなきゃいけません。
睡眠不足とストレス
寝床問題は解決されたものの、毎晩、妻と娘の間では”夜泣き”という名のバトルが繰り広げられています。私は長男のときから夜泣きで起きたことありませんが、娘は3兄弟と比べても壮絶とのこと。すぐに泣いて起き、なかなか眠ってくれない。ときに一睡もできず…なんてこともあるそうです。
そこで産まれたて数ヶ月、朝1時間の「預かりサービス」を行いました。要するに、朝起きて長男&次男が小学校へ出たら、妻が寝て1時間だけ僕が娘を見るというもの。たった1時間でも、開放されて眠れる時間は貴重だったようです。

しかし、4月から三男が幼稚園に通い、朝の支度やバス送迎などが始まったため自然と終了。その代わり、最近は妻と共にスポーツジムへ入会しました。一緒には行けませんが、僕は主に筋トレとランニング、妻はヨガなどスタジオプログラムがメイン。スタジオプログラムは日時が決まっているので、スケジュールを調整しつつ交互に通っています。
もちろん、妻が不在の際には僕が子守。だいたい1時間半ほどの時間ですが、子育てから開放され、身体を動かすことで、多少はリフレッシュとストレス解消に繋がっているようです。

そのほか、たまに妻は知り合いと1日出かけます。だいたい月1回程度ですが、これも大切な時間。私はあらかじめ仕事を片付け、1日何もできなくても大丈夫なようにしています。子供が増えれば、子育ての負担も増えるもの。大きくなれば、今度は学校のことなど別の大変さが出てきます。仕事の関係からどうしても妻に負担が偏りがちですが、せめて少しでも自由な時間を。もちろん不在の際、家のことは一手に引き受けます。たまに、そういう日に限って大勢の友達が遊びに来るのですが、まぁ慣れたものです。
幼稚園&習い事の送迎
少し触れた通り、娘が産まれてほどなくすると、三男が幼稚園に通い始めました。本当は保育園を探したのですが...保活失敗。幼稚園もかなり難航したものの、なんとか入れた感じです。
幼稚園は少し自宅から遠いので、送迎バスを利用しています。となれば、バスに乗せるため送迎が必要。朝起きて長男&次男を小学校に送り出し、すぐに三男を連れて出なくてはいけません。バスは自宅のすぐ近くに来ますが、それでもやる事が増えれば生活は変わります。

朝はほぼ妻が三男を連れ、私は娘とお留守番。たまに私が三男をバスに乗せ、そのままランニングに向かいます。お迎えは半々。最近はジムやランニングの時間を工夫し、トレーニング後にそのまま私がお迎えして帰ることが増えました。どうせ出かけるなら、その方が効率的です。
そしてもう一つ送迎が。3兄弟の習い事です。今のところ、こんな感じで通っています。
- 長男:スイミング、書写、走り方教室
- 次男:スイミング、書写、体操、走り方教室
- 三男:スイミング
走り方教室は、私が開催しているものに強制参加。次男に至っては、もはや毎日のように習い事です。ちなみに近々、長男&次男は塾へ、三男も学習系の習い事に通わせようかと検討中。子どもたちが何に興味を持ち、何で伸びていくのか。機会を与えるのは親ですからね。
とはいえ送迎など、習い事が増えるほど大変!できるだけ同じ習い事に通わせ、最初はすべて私と妻で連携しつつ送迎したものの、長男&次男は自分たちで行けるようになりました。が、三男はそうも行きません。しかも、せっかく同じスイミングにも関わらず、三男だけ年齢の関係で時間が違うんです。そのため週2回、私が送迎を担当しています。

見学する時間がもったいないので、私もスイミングに入会し、隣で泳ぐようにしました。トレーニングになるほか、真横という特等席で三男を見学できます。もちろんスイミングの間、妻は娘とお留守番。たまに妻が娘と共に三男を連れて行きますが、さすがに大変なので、私の不在時はお休み(振り替え)するようにしています。
出張不在時の対応
私は出張が多く、毎月のように全国を飛び回っています。最近は少し出張を減らしていきたいと思っていますが、仕事ですから、そう簡単ではありません。ときどき子どもを連れた出張もありますが、やはり一人で向かうことがほとんど。そうなれば当然、出張中はすべて家のことを妻に任せます。幼い娘を見ながら幼稚園バスの送迎、長男&次男の宿題、ときに友達が遊びに来て…など。私もたまに一人で面倒を見ますが、これが連日となれば恐怖でしかありません。そのため、出張はコンパクトにまとめています。

以前は少し余裕のあるスケジュールを組み、ときに観光も楽しんで帰っていました。しかし最近は弾丸。今も松山に出張中ですが、日曜は「愛媛マラソン」を走り、ゴール後すぐ飛行機で帰ります。3時間半でゴールしないと間に合わないので、コンディションを整えているところです。その他、以前なら前泊・後泊していた早朝&夜間の仕事も、日帰りすることが増えました。これは妻のためでもあり、単純に私が娘(と3兄弟)と過ごしたい思いもあります。
また、出張が長期になる場合、妻に差し入れを残しています。レトルトカレーや味付きのお肉、調理済み食品など。「たまには料理で手を抜いてね」という思いです。毎日の食事を作るだけでも大変ですし、調理中でも娘は容赦なくかまってちゃん。美味しく手の込んだものを食べさせたい思いはありますが、たまには手を抜いたって良いじゃないですか。
ちなみに我が家は、ホームセキュリティカメラを導入しています。留守中の安全はもちろんですが、なかなか宿題をやらないなど言うことを聞かない子どもたち。妻からLINEでヘルプが飛んでくると、カメラを通じて「宿題とっとと終わらせなさい」と喝!私のことは怖さがあるのか、そうすると言うことを聞いて動くのだとか。それ以外でも、時間が空いたときそっと子供たちの様子を見ているのは…本人たちには秘密です。
3兄弟の成長
娘が産まれたことは、3兄弟の成長にも影響を与えています。みんな、自分たちから娘の面倒を見たがるのです。長男&次男は抱っこできるので、泣いているとき抱いてテレビを見る。三男は娘の近くに行き、一緒に遊んでくれる。もちろん助かりますし、お兄ちゃんとしての成長が伺えます。
特に長男は積極的。妻が娘を抱きながら何かしていると、「俺が抱いてようか?」と言います。お風呂後に着替えさせてくれたり、ご飯を食べさせてくれたり。まるで、親のような可愛がりっぷりです。この経験は、きっと本人が結婚して子供を授かったときも活きることでしょう。
お金のことを考える
なんと言っても、家族が多ければお金がかかります。オムツなどの消耗品はもちろん、食費や学費、習い事など。生涯で必要になるお金が増えるので、我が家もいろいろ見直しました。
特に見直したのが貯蓄です。積み立てNISAやiDeco、小規模企業共済などに、日々の生活を踏まえた余力金を投下しました。さらに電気をLED化し、最近は健康への配慮もあってお酒を減らしています。私、実はかなりお酒飲むんです。でも子供たちの成長と笑顔を長く見続けるには、健康への気遣いが欠かせませんからね。

仕事もパーソナルレッスンを始め、スキマ時間で取り組める部分を強化しました。今年は春頃から、各所でスクールも受け持ちます。恐らく1年後には、仕事の中身や比率、働き方そのものが大きく変わっているでしょう。同時に、収入と支出も改善されるはずです。
何より笑顔が増えた!
ここで挙げた変化は、ごく一部に過ぎません。しかし娘が産まれたことによる一番の変化は、我が家に笑顔が増えたこと。よく笑ってくれる娘はもちろん、そんな娘の姿を見ると、家族みんなが笑顔になります。人が多い分だけ賑やかで、私はそんな生活が幸せでたまりません。

子供の成長は早く、そして、どう成長するか分かりません。来年は長男が6年生、もう中学準備です。だから成長による変化に対し、私は常に柔軟でありたいと思います。そして子育ては可能な限り参加し、その参加できる幅もできるだけ広げていく。決して戻ることのない瞬間の一つ一つを大切に、より笑顔あふれる家族であれますように。