トライアスリートに向けて、トレーニング指導や各種イベント企画などを手掛けている『Athlete Architect』さん。実は先日より、ランニングパートのレッスンコーチを担当しています。先日、柴又地区ロードレースを走った後、そのまま皇居での出張プライベートレッスンを実施させていただきました。具体的なレッスン内容はシークレット(ぜひ体験してください!)ですが、どんなレッスンをご提供しているのか、少しだけご紹介します。
◼一緒に走ってヒアリング
走力や認識されている課題点などは事前に伺っていました。しかし、適切なレッスンを行うには、より深い情報が必要です。まずはウォーミングアップがてら一緒にランニングしつつ、最近のレースや他種目のこと、過去の怪我、目指したいイメージなどをヒアリング。同時に、実際の走りをチェックします。
皇居を1周するわけではなく、桜田門付近を少しだけ。練習会ではありませんから、あくまで“身体の動き”を確認することが目的です。あえて足場の不安定なところを走ってもらうなど、なんとなく課題が見えてきます。
◼横、後、前からの動画撮影&チェック
ヒアリングを終えたら、今度は走りをiPadで撮影。ご自身の走りを実際に見て頂きながら、そこで読み取れるウィークポイント、逆に良い部分などをお伝えします。ただ口頭で説明するより、“見る”という行為が納得感をアップ。
「確かに」
「本当だ」
「なるほど」
と頷きながら、動画に見入っていました。自分の走りを客観視する機会は、なかなか多くありません。ウィークポイントと共にその原因についても説明し、いよいよトレーニングの実践へと移ります。
◼トレーニングアドバイス&実践
ウォーミングアップでの走り、そして動画の視聴を進めながら、トレーニングメニューを瞬時に組み立てていきます。頭をフル回転しながらの作業。例えば同じ「腕が振れていない」という課題があっても、「なぜ振れていないのか?」は人によって異なります。そうなれば、トレーニングのアプローチ方法も違って当然です。
アドバイス、そしてトレーニング内容については、初めて聞くことも多かった様子。レッスンに当っては実際の動きを見せながら目的・効果をお伝えしますが、
「ランニングの概念が変わった」
「ランニングへの常識が覆っていく」
と嬉しい言葉も。もちろんレッスンは一時的なものに過ぎず、大切なのはこれを今後しっかり実践していけるかどうか。しかし今回のプライベートレッスンが、何らかの気付きや新たなステップへ繋がっていれば嬉しく思います。レッスンにご興味のある方は、是非とも一度お試しください!