いいでしょ?僕の人生

走れなくても焦らない!できることをやろう


先日の柴又100Kで足を痛めたことにより、レース明けから走れずにいます。幸いにも大きな怪我には至らなかったようですが、その寸前。翌日は階段の昇降だけで悶絶しそうでした。日々のトレーニングや改善によって、「何km走っても怪我しない」が強みだったのですが…思わぬアクシデントに反省です。

ほぼ毎日のように走っている私にとって、“走れない”ことは非常に辛い。特に最近はトレーニング期ということもあり、目標達成に向けてもったいない時間です。

しかし!

焦っても仕方がありません。これまで、痛みや怪我がありながら、無理してそれを悪化させたランナーを何名も見ました。まして、今回はトレーニング負荷などによるものではなく、トラブルによる不測の事態。少しでも早く走り始められるよう、治療を優先させるのが一番です。

■走れなくてもできることはある
とはいえ、全く何もせずにいれば体力は落ちますし、何より気持ちが落ち着きません。走れないというイライラが仕事や家庭に影響してしまうなんて、絶対に起きてはならないこと。そのため、『走ることの他に、走るためにできること』を考えて過ごしています。

・スイム

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まずは水泳。水中は筋肉への負担が少なく、水中ウォークは良いリハビリになります。また、遠泳すれば有酸素運動としてさまざまな効果も期待できるでしょう。趣味程度ながらトライアスロンも競技していますので、その点では競技力UPにも繋がります。

・自転車

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昨日は、仕事等での外出をすべて自転車で回りました。合計45kmと大した距離ではありませんが、これも良い運動になります。体幹や呼吸を意識することは、ランニングにも繋がるはず。もちろんスイムと同様に、トライアスロンのトレーニングにもなりますね。

・低酸素トレーニング

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ちょうど良いタイミングで届いていた、トレーニングマスク。装着することで低酸素状態、つまり高地トレーニングのような環境が作れます。これを仕事中にずっと装着。筋トレでも使ってみましたが、なかなか効果が高そうです。

・常に意識する

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走らないことで空いた時間を、家族サービスに。と言いつつ、こういう時間でさえトレーニングは可能です。骨盤を起こし、身体を進行方向へしっかり向ける…。こうした“意識付け”もまた、ランニングに繋がっていく大切なことだと思います。

身体を休め、治療に専念したことで、足の痛みはかなり引きました。硬く張っていた脹脛の下部も柔らかくなり、日常動作は問題なし。今日はちょうど中学校の指導日なので、片道6kmをゆったり走ったり歩いたりしてみます。

「秋以降の大会で走れるよう、今からしっかりトレーニングだ!」

そう考えている方は、とても多いのではないでしょうか。そういう私も、秋以降にポイントレースを置いており、そのために4月からトレーニング期へと移行しています。しかしこの意気込みが悪い方へと働き、いざシーズンインという段階で怪我してしまう…というケースが少なくありません。中には、そのままランニングを辞めてしまう人もいるようです。

頑張ることと、無理することは違います。休むことだって、ときには大切ではないでしょうか。怪我してしまったのであれば治療に専念し、しっかりと原因を考える。そして完治後は、同じような怪我をしないことが重要です。もっとも避けたいのは、「走る→怪我する→治す→走る→怪我する」という悪循環。日々の改善によって、私も今回のようなトラブルを除けば怪我とはほぼ無縁になりました。何のために走っているのかをしっかり考え、そのためにベストな選択をしていきたいものです。

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