新年、明けましておめでとうございます。毎年同じことを言っている気がしますが、本当に1年ってあっという間に過ぎていきますね。お陰さまで昨年もいろんな場所を走らせていただき、レースを含めると年間の走行距離は約7,000km。怪我とは無縁の毎日を送ることができました。
常に心がけているのは、「何km走らなきゃ」という目標ではなく「楽しく、走りたいように走ろう」という気持ち。すると走ることの楽しさが増し、自然とたくさん走れるようになります。新年の初ランでは、河川敷から素晴らしい夕焼けが。加えて、スカイツリーと富士山という組み合わせに遭遇し、良いスタートを切られた気がしています。

三が日を終え、すでに仕事がスタートした方は多いでしょう。私はいくつかメール返信等は行っているものの、1月9日(月・祝)までお休みとさせていただいております。その間は家族と過ごしつつ、新年へ向けた思考の時間に。“走る”こととの関わり方を改めて見直しながら、何より楽しくランニングライフを送れるよう努めて参ります。そして同時に、このブログを含めた情報発信によって、皆さんのランニングライフが楽しくなる1つのキッカケとなれれば幸いです。本年も、何卒宜しくお願い申し上げます。
さて、ここ数年、私は年明けに新年の相棒となるランニングシューズを購入してきました。自宅からスポーツ用品店まで走り、シューズを履き替えて試しながら走って帰る。なんとなく意識の外で、願掛けのような要素があったのかもしれません。 しかし今年は、別件を済ませがてら長男を連れてシューズ購入に行ってきました。

今年選んだシューズは、1月20日(水)に発売予定となっているNew Balanceの『HANZO S』。フルマラソン以下のスピードレースは、こちらを相棒として大会に臨みます。シューズ選びの基準は、走り方や足の形など人によってさまざま。ですが、せっかくなので私が選んだポイント、そして履いてみた感想をご紹介しておきます。
■HANZOを選んだポイント
私は普段からワラーチやビブラムで走っており、基本的な走法は“ミッドフット”です。また、走るうえでは地面を蹴る・押すというより、受け流してストライドを伸ばすような意識で走っています。その前提で、シューズ選びでは以下3点が大きな基準となっていました。
- ソールは薄くてフラット(普段の走り方を妨げない
- 着地から離地までのブレが少ない
- やや広い足幅に圧迫感がない

ソールは踵からつま先までの差が少なく、実際に履いてみてもほぼフラットな感覚。とはいえ、クッション性が低いというわけではなく、搭載された“REV LITE”は十分に着地衝撃を反発してくれるようです。そのため、見た目の薄さに対して脚に伝わる衝撃は少ない気がします。クッション性が不安という方は、「HANZO R」と比較検討してみると良いかもしれません。
着地時の安定感が高いのは大きなメリット。「ギュッ」と地面を足裏で捉える感覚があります。足が横にブレるようなことが少なく、前へ前へと進めてくれる感じです。もちろん、接地の仕方にもよりますが・・・

測定の前足部に設けられた“DYNA RIDE”という突起は、ソール同様に弾力性があり地面を反発してくれます。加えて、アスファルトなどをしっかり掴む感覚が。スピードを逃さず推進力を生み出してくれそう。強く擦ってしまうと「ポロッ」と取れそうな不安がありますが、そこは長く履いてみないと分かりません。まぁ、さすがにその辺の耐久性はしっかり考えられていることでしょう。
足首をしっかりフィットさせる、補助穴もありました。これ、個人的には非常に大切なポイントです。たまに補助穴なしのシューズがあり、自分で穴を開けているくらいですので…。スピードレース用だからこそ、不安なく駆け抜けられるフィッティング!大事!
■実際に走ってみて
とりあえず購入直後、9kmのビルドアッップ走で試してみました。ペースは5:30/km→3:30/kmまで1km毎に15秒ずつUP。全体的に、無理なくスムーズなスピードアップが可能だったように思えます。あまり蹴り出すような走り方ではないので“DYNA RIDE”の恩恵こそ大きく感じませんでしたが、着地→離地がとても自然に行えたようです。
尚、これまでサイズは25.5cmでしたが、どうも窮屈に感じることが増えたので26cmにアップ。足幅がちょうど良くて、最後までストレスを受けず走れそうな気がしています。1/22(日)『みらいマラソン』(10km部門)で最終チェックのうえ、 2/5(日)の本命レース『別府大分毎日マラソン』(フルマラソン)はこのシューズで挑む予定です。
シューズ以前に、ダイエット&練習が不可欠なのですが…頑張ろう!!