いいでしょ?僕の人生

フリーランスとして独立10周年を迎えました


緊急事態宣言は解除されましたが、まだ新型コロナウイルスが終息したわけではありません。感染者は各地に見られますし、一気に人の流れが増えているため“ぶり返し”も予想されます。引き続き油断せず、個人単位で予防に努めつつ最善の対応を続けていきましょう。

そんな中、本日2020年6月1日(月)で独立10周年を迎えました。現在経営しているナレッジ・リンクス株式会社も、創業10周年となります。当時は、まだフリーランスという言葉が今ほど一般的ではなかった頃。自分に何ができるかも分からず、個人で仕事を受けること自体も大変でした。しかし、なんとかここまでやり遂げてこれたのは、家族を含めた周囲の方々の支えがあってこそだと感謝しています。

ライターという仕事を1つの軸にしながら、独立初期はとにかく自分にできることを必死に探して取り組みました。営業や営業管理の代行、資料作成、データ集計など。学生支援や人材サービスの立上げを行ったこともあります。結果的にはライターの仕事に絞り込まれ、やがて2013年に法人化。その後は逆に仕事の幅が広がっていき、現在はスポーツ指導やマラソン大会の企画運営、広報PRなど多岐にわたります。もちろんライターとしての活動も継続していますが、10年を振り返ると「人生は何が起きるか分からないものだ」と痛感するばかりです。

プライベートでは、1人だった子どもが4人になりました。都内に住んでいたのに、持ち家を売却して今は千葉県印西市の賃貸マンションに住んでいます。独立当初はメタボ体系で走っていませんでしたが、今ではランニングが日課。10年前には、まったく思い描いていなかったような日常を送っています。

ただ、何もかも順風満帆だったというわけではありません。何度もフリーランスという生き方を諦めそうになったし、身の危険を感じるような事態に遭遇したりしたこともありました。今現在も新型コロナの影響は大きく、「どうしたものか」と頭を悩ませています。ちょっと宣伝になってしまいますが、そんな10年間の経験をKindle本『独立前に知っておくべきフリーランスのリアル』として出版しました。あまりに深い闇のような部分は、どうしても諸事情から公開できていませんが…。良くも悪くもリアルなフリーランスという働き方をイメージし、これからフリーランスを目指す方にとって独立すべきか否かを判断する参考になればと思っています。noteなど色んな方法を考えましたが、一つの経験としてセルフ出版してみました。少しでもご興味のある方は、ぜひご一読ください。

とはいえ、10年なんてスタートラインに過ぎません。きっとさらに10年後には、またしても今の自分には想像できないような日々が待っていることでしょう。まだ走っているかなんて分からないし、ライティングの仕事は多くがAIに取って代わられているかもしれません。家族が増えることはないはず…ですが、とりあえず長男は成人しているので家庭環境も変わります。そうした変化を恐れずに受け入れ、柔軟に生きていくこと。そしてすべての瞬間を大切に、いつも「自分らしさ」を忘れずないこと。そうした信条は揺らぐことなく、これからも自分なりに最高な人生を歩んでいきます。これからも多くの皆さまに支えて頂くことが多いと思いますが、今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。