いいでしょ?僕の人生

厳しいコンディションの中でPB更新!|成田POPラン


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今日は千葉県成田市で行われた、「成田POPラン」に出場してきました。出場したのは、ハーフマラソンの部です。

先日のベジタブルマラソンは仮装してのファンランだったので、実質的にはこれが今シーズンのスタートレース。目標にサブ1.5(1時間半を切る)を掲げ、これまでトレーニングしてきました。

しかし・・・

一昨日くらいから、風邪を引くという情けない状態。特に喉の痛みが酷く、走っていると呼吸が苦しくなります。特にペースが速くなると心拍の上昇と共に呼吸が荒くなってくるので、スピードレースとなるハーフマラソンでは、とても致命的な状態でした。

■出発からいきなりのトラブル
起きてすぐは特に体調が悪いということで、6時頃に起床。やはり咳がゲホゲホと出ていましたが、1時間ほどすると少し落ち着きます。喉は痛むというよりガラガラ。声があまり出ません。

「まず走ってみよう。無理はしない。」

そう決めて、予定していた電車に乗ろうと家を出ました。すると・・・

踏切が開かない(・∀・;)!?

何分待っても踏切が閉まったまま、電車も来ないという状態。完全に頭に「?」が浮かび、踏切の前にだんだんと人が集まってきます。いつまでも待っていられないので、鉄道会社に電話。

「先ほど起きた地震の影響で、電車がホームを出たところで止まっています。電車の通過予定に合わせて踏切が自動で閉まるため、恐らく閉まったままの状態になってしまっていると思われます。」

という返答。ちょうど家を出たタイミングで地震には全く気付かなかったんですが、結構大きな揺れだったんですね。怪我などされた方、いらっしゃらなかったでしょうか。

一応許可を頂き、初めて「踏切を潜る」という経験をしました。(←良い子は真似しないでね!)

しかし先ほどの電話でお気付きの通り、電車が止まっている状況。駅に着いても、15分ほどは電車が到着しませんでした。しかもやっと来たと思ったら、超スロー運転。完全に受付は間に合いません。とはいえ同じ電車にもかなりのランナーが乗っているので、きっと受付は配慮してくれるだろうと気にせず。

■まさかの体調悪化
時間に合わせて食べ物や飲み物を補給しつつ、電車に揺られること1時間ほど。お腹が「ギュルギュル」と鳴り、まさかのポンポンペイン(ノД`)イタイ

しかし電車はスタート時間すらギリギリなペースで進んでいるので、途中下車なんて出来ません。ひたすら腹痛と戦い、耐えるのみ。音楽を聞いたりFacebookを見たり。とにかく気を紛らわせるために、策の限りを尽くしました。

やっと下車できたので、トイレへ駆け込む。さすがにランナーで少し混雑していましたが、ちょうどトイレ前に扉が止まったので早く入れたのはラッキー♪
が・・・ 

トイレに入るなり、いきなり謎の嘔吐。 

 もちろんお腹も完全に下していました。トイレを出る頃には、ランナーもいなくなっている状態。レース開始まで、残り45分の時点です。

とにかく失った水分を補給するため、会場に向かいながら水をチビチビ。実は今回、「血中BCAA濃度を高めて走る」ことをテストしており、朝からかなりのBCAAを補給していました。なので、予備で持っていたBCAAパウダーも水と一緒に飲みながら向かいます。 


■レース開始!いきなりのハイスピード
成田POPランの良いところは、目標タイム別にスタート順が決まること。スタッフの方が「100分以内」などタイムの書かれたプラカードを持っており、自分が該当する場所に並びます。
私は、一応サブ1.5 を目指しているということで、一番前の集団に入りました。なんかもう、見るからにベテランな方や、大学生とかがいっぱい(ノ∀`)アチャー

体調への不安は一旦考えず、スタートを待つ。だって、やれることを全力でやるしかないわけですから。

そして、10:00!

ついにレースがスタートしました。地震の影響でスタート時間まで遅くなるのではと心配しましたが、特に影響なく開始した成田POPラン。さすがの先頭集団は、最初から驚くほどのハイスピードで走っていきます。

あまり周りに巻き込まれすぎないように、しかし前半は積極的に走ろうと決めていたのですが、1kmの通過はなんと3分48秒。もう少し抑える予定だったのですが、走ってしまったのだから仕方ありません。2km通過では4分04秒まで落ちましたが、気にせず「気持よく、リラックスして走る」ことを意識して進みました。

しかし距離を重ねるにつれて、面白いようにペースダウン。脚の疲労感はあまり感じないのですが、呼吸がとにかく乱れて苦しい。まるで、ペースアップすることを拒んでいるかのようでした。

「これは、ちょっとマズい」

そう思った私は、無理にペースを挙げずキープすることに専念。コースはアップダウンがとにかく多くて、上り坂を含む区間では4:30程まで落ちてしまいました。10kmくらいまでは、とにかく精神的な戦いになったと思います。

■なんとか持ち直し、無事に完走!
中間地点を過ぎた辺りからでしょうか。なんとなく、楽にペースが上がる感覚が得られました。あまり意識せず走っていると、4:20を切るペースで安定。かといって、苦しくなることもありません。

「このタイミングで、少しペースを上げよう」

時計を見ると、まだサブ1.5を狙うには挽回できるタイミング。記録に執着したわけではないのですが、なんとなくテンションも高まっていたのか、4:15を切るペースまで上げていきました。一度抜かされたランナーを追い抜き、アップダウンではフォームを切り替えて進む。登りはしっかり腕を振り、下りはピッチを上げつつドタドタならないよう。

15kmほどまでは、そのまま快調。しかし15kmを過ぎてくると、今度は脚に疲労が。そう上手くはいかないようです。再び、4:20をオーバーするペースになってしまいました。

それでも「出来る限りの走りをする」ことに徹し、苦しいながらも応援には笑顔で応えながらゴールへ。成田POPランはスタート&ゴールが競技場トラックなので、トラックへ入る瞬間は喜びがこみ上げてきます。既に走り終わったランナーも応援してくれており、人の温かみを感じながらフィニッシュ!

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残念ながら、目標のサブ1.5には届かず。しかし自己ベストをちょうど5分更新し、【1:31:59】という結果でした。(ちなみに、昨年の成田POPランでは1:37:21で当時のPB)

レース中は雨こそ降らなかったものの風が強く、時には前に進むのが困難になるような突風も。そしてコース特有の「これでもか!」というアップダウンがある中で、このタイムには満足しています。恐らく平坦なコースなら、サブ1.5はクリア出来るはず。今回がデビューとなった新しいシューズ「NEW BALANCE RC1300」も、なかなかの履き心地でした。

次は来週の神戸マラソン。1週間という短い間ですが、しっかり体調を回復させ、ベストコンディションで挑めるように調整していきます!

■おまけ(BCAA効果)
今回のレースでは、血中のBCAA濃度を高めた状態で走るという実験をしてみました。普段もBCAAは摂取していますが、せいぜいレース前に2,500mg程度。しかし今回摂取したのは、下記の通りです。

・出発前:1,200mg
・移動中:5,000mg
・レース前:4,400mg(トイレでの嘔吐のため、急遽2,000mg追加)

またレース中のエイドでアミノバリューが配られており、2回補給しました。個人的に、レース前・中の水分補給はアミノバリューお勧めです。

もちろん実際の効果を断言することは出来ませんが、スタートからのハイペース、そして結構なアップダウンのあるコースで自己ベストを更新する走りをした後の疲労感、そして走っている最中の疲労感を考えると、BCAAの摂取はやはり効果的な気がしています。
ちなみに、今回BCAA摂取に仕様したものは、下記の2つです。

BCAA+G 1000(MRM)
アミノダイレクト(メダリスト)

この他に、オルニチンとヘム鉄も事前補給。次のレースでも、同じような分量でBCAAを摂取しようと思っています。興味のある方は、是非試してみて下さい!

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