いいでしょ?僕の人生

南三陸から登米市へ…東北風土マラソンの特別企画!1週間の宮城出張Part3


1週間の宮城出張、ラストは『東北風土マラソン&フェスティバル2018』の出走です。第1回から参加しており、今や超人気となった本大会。例年通り、登米市にある長沼フーピア公園で開催されました。

会場にはランナーのみならず、そのご家族や同時開催の日本酒フェスティバル等を楽しみに訪れた大勢の方々が。マラソン大会というより祭りのような雰囲気で、いつも走る前からワクワクさせられます。

しかし・・・

スタート直前、私が立っていたのは南三陸町役場。大会会場からは40kmほど離れた場所です。もちろん会場のような盛り上がりはなく、一緒にいるのはスタッフさん1名のみ。実は今回、私は南三陸から大会会場まで“走って向かう”という役目を担いました。

そもそも東北風土マラソンは、当初この南三陸町を含めたコース設定を考えていたとのこと。しかし東日本大震災の直後であり、現実的に難しかったのだと言います。そして今回、その南三陸町から登米市までを試験的に繋いで走るべく、お声がけいただきました。

南三陸さんさん商店街』には本物の“モアイ像”が!

スタート時間は本大会と同じ。そして距離も約42kmというコース。途中で何度か会場と電話を繋ぎましたが、実際のコースを走ったのは私1人です。そこで、実際のところどんなコースだったのか、少しブログを通してご紹介させてください。

■アップダウン多め!木々に囲まれた自然派コース

南三陸町は、東日本大震災で大きな被害を受けた地域の一つ。まだ整備しきれていない歩道を走っていくと、所々に『ここから過去の津波浸水区間』と書かれた看板が目に入ります。周囲を見渡せば工事中だったり、木々が倒れたまま残っていたり。特に役場付近は海が近いことから、しばらく工事車両なども多く行き交っていました。

前半は山に囲まれており、とにかくアップダウンが多め。フラットな本大会のコースとは異なり、なかなか走りごたえがあります。目標ゴールは5時間。思いのほか序盤から疲労が溜まりそうでしたが、ペースをコントロールしながら向かっていきます。

癒やされたのが、宮城から岩手へと流れる北上川。周囲は緑に囲まれており、澄んだ空気を味わいつつ穏やかな川の流れを眺めながら走ります。長沼フートピアのコースも自然豊かな場所ですが、“自然満喫度”で言えば間違いなくより楽しませて頂きました。

ゴールである大会会場が近づいてきた段階で、こちらの旗を用意。実は風が強くて躊躇したのですが…しかし、せっかくならばと両手持ちで走っていきます。

市街エリアでは、東北風土マラソンの送迎バスも。旗を見て中から手を振って下さる方もいました。こちらも元気に旗を振って応えますが、ほとんどの方は、なぜ私が旗を持って会場外を走っているか分からなかったかもしれません…。

そして、ついに大会会場である長沼フートピアに到着!会場内からは楽しげなアナウンスや音楽が聞こえてきて、自然とこちらまでテンションが上がります。でも、そのまま会場に入るわけではありません。

ラスト数kmは、参加者の皆さんと正規コースを走ります。レース終盤で疲れている中、声を掛けてくださった方々に感謝。皆さんエイドステーションに用意されたご当地グルメを食べながら、思い思いに大会を楽しまれたことでしょう。

そして、無事にゴール!!南三陸町役場から長沼フートピアまで、約42kmを楽しく走りきれました。ゴール後は壇上でコメントも述べさせて頂き、胸に込み上げてきたのは「いつか皆さんにも南三陸町からの自然豊かなコースを走ってほしい」というもの。コースはタフですが、通常コースとは違った楽しみが生まれるのではないでしょうか。

■美味しいご当地グルメもいただきました!

東北風土マラソンと言えば、何といってもコース上のエイドステーションで食べられる“ご当地グルメ”が欠かせません。それぞれ違う食べ物が良いされ、フルマラソン部門は周回コースを二度走るものの、2周回目になるとエイドの食べ物が変わっているという素晴らしさ。

でも私は、南三陸町からの一人旅。せっかくのエイドも楽しめず、一人でひたすらゴールを目指すのでしょうか…と思っていたら!

コース誘導や会場との連絡などのため帯同してくださったスタッフさんが、ちゃんと車にご当地グルメを用意してくれていました。これは本当に嬉しい!やっぱり東北風土マラソン、食も楽しめなきゃいけませんよね。

全て同じとはいきませんが、メカブやサンマ、お菓子、あま酒など。数km毎に一休みしながら、どれも堪能させていただきました。補給はコンビニかな〜と思っていたので、嬉しいサプライズです。

大会コースと合流してからは、2ヶ所ですが通常のエイドステーションにも立ち寄り。エイドスタッフの方々が「よく走ってきたね!」と声を掛けてくださります。そしてどんどん食べ物を勧めてくれるので、もしかしたら走る前より太ったかも…。でも、それが東北風土マラソンの楽しみなのでしょう。

ひっそり行っていた、東北風土マラソンの特別企画。走り終えてから「会場で探してたのに!」という声もあり、お騒がせしました。次回、あるいはそれ以後にでも、この南三陸町からの道のりを多くのランナーと走れることを願うばかりです。

これにて1週間の宮城出張は、すべての役目を終了!ありがとうございました!!